3回目(4週目)を見に行ってきました。『映画ラブライブ!The School Idol Movie』
不思議ですね〜話の筋はわかっているのになぜか見たくなる。見たくなるというか・・・体験したくなるって感じですかね。そしてさらに驚いた事に、この3回目が一番感動してしまうとか!自分でもビックリです。
- 1回目 良かったけど正直寒い所もあって落ち着いてみれなかったなぁ。
- 2回目 落ち着いてみたら感動して目頭が熱くなったよ、コレイイ!
- 3回目 うわぁ、うそだろ、涙がとまらな・・・い!?
1回目、2回目のレビューで語り尽くしたかと思ったのですが補足的に3回目(4週目)の感想です。
(参考:2回目の感想)劇場版 ラブライブ! 2度目の感想:やっと理解できた ミュージカルアニメとしての凄さ
魔女の宅急便へのオマージュ
キーパーソンである謎の女性シンガー。声優さんが『魔女の宅急便』の主役キキ(ウルスラ)役の高山みなみさんだと言う事は話題になりましたね。
それを踏まえて映画を見ていると、穂乃果と女性シンガーが一緒に電車に乗っている席の広告が『黒猫のジジ』をモチーフにしているじゃないですか!知らなかったのでビックリ!
うわぁ、アラフォー世代にはこういうオマージュはウルッと来ちゃうんだよなぁ・・・。
その後ホテルへ歩くシーンで、女性シンガーが穂乃果に言う『すぐにわかるよ』のセリフ。このシーン・・・この後に起こる事を知った後では重みが違いますね。3回目にして目頭が熱くなりました。こういう体験したいから何度も見に行きたくなるのかも。
花びらを拾うシーンの曲
2回目の感想では、花びらを拾うシーンの曲が素晴らしいと書きました。あの曲は冒頭の幼少時代の水たまりを飛び越えるシーンと同じかな?
そして踊りながら駆け出すシーン。ここは本当に感動的で最高に好きなシーンです。この静かなシーンから駆け出して怒濤のラストシーンへ一気になだれ込みます。
ラストライブはどうしてここまで感動するのか?
本当にあのラストライブはいいですね。振付け、動き、楽曲、そして演出・・・改めて素晴らしさを体験できました。(ネットやTVでは比べ物にならない高画質。あの大画面で圧縮ノイズが皆無というだけで見る価値ありますね)
2Dアニメと3Dアニメの併用がここまで高いレベルで実現できた事に驚くと共に、振付けと動きに2Dと3Dの双方の良さが発揮された映像でした。
そして何と言っても単にライブシーンを流すのではなく、伝説となったμ'sを再現するという演出!3度目にして改めて秀逸な設定だと実感しました。
ミューズが巣立ち、伝説になった事を知らせる鐘の音のように厳かで鮮やかなライブ映像。あの究極的に幻想的なライブシーンは『記憶の中のライブ映像』という、この演出手法以外に考えられません。
そして、このライブをみる観客にとっては、ミューズがすでに巣立った後である事を思い知り、この素晴らしいライブに込められたサヨナラの意味に感動するんですね。
3度目の鑑賞で、この『僕たちはひとつの光』の歌詞が意識内にストレートに突き刺さってきました。次々と入ってくる言葉に涙を留める事ができませんでした。
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(っていうか、作曲ZAQさんなのかぁ〜。こういう曲も書けるとか・・・すごすぎるよなぁ、ZAQさんの才能!)見る度にどんどん感動する不思議!
1回目の鑑賞時には想像もつきませんでしたが、まさかこれほどまでに感動してしまうとは・・・4週目となると周りはガチのファンという安心感もあり(笑)恥ずかしげもなく号泣しました。
若い頃だとガマンしたでしょうね。おっさんになると、恥ずかしいというよりも、感動できるものにはできるだけ素直に感動したくなるんですよね。
エンディングの最後まで感動なので、クールダウンする間もなく明るくなってしまうのはちょっと困りましたけどね。
感動のEDでクールダウンする間もない・・・ 「ラブライブ!The School Idol Movie」劇場本予告(90秒ver.)より (c) 2015 プロジェクトラブライブ!ムービー |
元々はお祭りに行ってみようかという軽い気分で見に行った作品。TV視聴のみのラブライバーとは言えないかなりライトなファンでした。
だから初見では、たしかに面白かったけど感涙とかは無いかなぁ・・・と思ってました。でもしばらくするとなぜかまた見たくなる・・・。行くと新たな発見と理解!
3度目でようやく凄さがわかった気がします。素養のない人にはお勧めするのが難しいのが残念ですが、本当に素晴らしい作品ですね。
本音を言うと、数年前の自分は『こんなアニメ見るようになったらヤバイ』などと思っているような視野の狭い人間でした。今のタイミングで理解できたのは本当に幸運だったなぁと思います。
すごい考察記事が!
前回は自分も、例の『おりあそ氏』へ反論らしきものを書きましたが、比べ物にならないほどのすごい考察をしているブログがありました。
もう自分の記事の薄さに恥ずかしくなるくらいの密度です。本当に素晴らしいですね。完全に同意するとともに、新しい視点を与えてくださいました。
完璧な反論であり、考察としても大変示唆に富んでいるのでご一読をお勧めします。
それでも私がこの記事を書いたのは、「アニメラブライブは大衆受けするだけの駄作である」という言説を否定したかったからであり、またおりあそ氏の記事にみられる図式主義的な傾向を告発し、読者が氏の記事に感化されることがないように注意を促したかったからである。
ラブライブ!は美しいーおりあそ氏への反論②…劇場版、最高の輝き- 錬金術師の隠れ家
色紙誤配布疑惑の真相は・・・
今回行ったのは埼玉の109シネマズ菖蒲。ここって1、2回目の色紙配布の時には午前中に速攻で配布終了になったのですが、一部ネット掲示板などで他の作品の観客にも色紙を多数誤配布していたのでは?と疑惑になっていました。
今回4週目は2回目しかとれなかったので色紙をもらえるか微妙な所・・・誤配布の真偽のほどを109シネマズに問い合わせてみました。
すると調査をしてくださり丁寧な回答を頂きました。それによると、『入場者特典の残りは入場者の人数と残数を確認しており、現在誤配布や違った形での配布を行った事実は確認しておりません』とのことで、明確に疑惑を否定していました。
当日の入場でも席数分確保してあると事前にアナウンスして混乱を避け、3名のスタッフによる入場事務で間違いが無いように確認していました。誤配布は絶対あってはならないですからね〜よかった、捨てられた色紙は無かったようで安心しました・・・。
(参考:1回目の感想)映画 ラブライブ!The School Idol Movie 感想:うれしい裏切り!ハラハラドキドキ感動の大団円!追記:μ's Live in Theaterに行ってきました。(2016/01/11)
【関連】ラブライブ!『μ's Live in Theater』を見た感想とレポート:みんなありがとう! - アニメとスピーカーと‥‥
【関連】『ラブライブ!』は私達に何をもたらしたのか? - アニメとスピーカーと‥‥
原作:矢立肇/原案:公野櫻子
監督:京極尚彦/脚本:花田十輝
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40代のおっさんの感想です。μ'sのメンバーの名前が散りばめられたラストライブの「僕たちはひとつの光」この楽曲の歌詞がラブライブの全てだと思います。彼女たち、そしてそれを応援してきた私たちのね。
返信削除コメントありがとうございます!同じ40代ですが、比較的ライトなファンだった自分ですらこれだけ感動してしまうんですから、深いファンの方には相当心に響くでしょうね。本当にあの歌詞は心に刺さりました。
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