なぜ突然?というとTwitterでぎけん(@c_x)さんが企画した『アニメヒロイン選』があったからです。以前からこういうの書きたいな・・・と思っていたのでいい機会だと思い便乗させていただきました。
あまり捻りもなく単純に『好きなヒロイン』を挙げていくだけですが、一応自分らしく『劇場版アニメ』の縛りで選出しました。本当は10選にするつもりだったのですが時間が足りずに5選で発表します!(あとで追加するかもしれません)
羽川 翼 『傷物語 3部作』
裸眼Verも良いけどやっぱりね・・・劇場版は超絶クオリティ。 予告編より画像引用(当ブログの画像引用について) © 西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト |
好きなアニメキャラといえば真っ先に思い浮かぶのは羽川 翼ですね。自分にとって『萌え』とはまさに彼女に象徴されるもので、この感覚はどんなキレイな人であっても3次元では体感できない感覚。堀江由衣さんの魅力的な演技と相俟って素晴らしい体験でした。
これほどまでに魅力的な彼女の裏にある過酷な身の上、そして阿良々木くんとの行く末。どうにもならない切なさが苦しい。でもそれこそが魅力的な作品なんだと思う。続・終物語に至るまでずっと彼女の幸せを願って見てしまうんだよなぁ。
数あるシリーズの中でも、このメガネバージョンは最高で羽川さんの幸せを一番感じることのできる作品ですね。
関連記事 傷物語 Ⅱ 熱血篇の感想:羽川さんの魅力をこれでもか!てくらい詰め込んだ映画で感謝しかない - アニメとスピーカーと
巴マミ 『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ』
マミさんの変身シーンは本当に好きだった。 予告編より画像引用 ©Magica Quartet / Aniplex |
自分が深夜アニメにハマるキッカケになったのはこの『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ』でした。数ある見所の中でも特に印象的だったのはマミさんの変身シーン。あの美しさには本当に魅了されて、この時間がずっと続いて欲しい・・・となんども映画館に通った事が思い出されます。
そして頼り甲斐のある先輩魔法少女としての『強さ』の裏側に『弱さ』もかいま見える所が彼女の魅力ですね。もちろんこの作品は4人のキャラクターすべてが強烈な魅力を持っていて甲乙付け難いのですが、萌えという点ではやっぱりマミさんだよなぁ・・・って理由で選出しました。
澄田 花苗 『秒速5センチメートル』
予告編だと顔が見えないくらいだけど本編の印象は強い。 予告編より画像引用 (C) Makoto Shinkai/ CoMix Wave Films |
3編に分かれた作品の2編目『コスモナウト』より、東京から来た主人公に恋する種子島の女の子。彼女のモノローグは切なさの塊のようでした。悲しいくらいの一人相撲なんだけど、燃え上がるような青春の心を見事に描いていた。フィクションとわかっていつつも彼女の幸せを願わずにはいられなかったな。
本当にこの作品は大好きで、映画館を出てすぐにもう一度チケットを買って次の回を見た作品。予告編で号泣したのもこの作品が初めてだったかも。自分の予告編好きは新海監督の影響が大ですね。
他の人物も魅力的なんだけど、彼女は特に心の描写が深くて印象に残る人物でした。
久石 奏 『劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~』
外見の可愛さと毒気のギャップが最高。 予告編より画像引用 Ⓒ武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会 |
新作劇場版からの新一年生キャラの中心的人物。初見ではなかなかイラっとさせられましたが、この『毒気』が癖になるんですよね・・・回数重ねるたびに心地よくなってくるという。サンフェスの時の『ハァ?』って顔なんて最高です。
嫌な子が改心して変わるとかじゃなく、嫌なままでどんどん魅力的に感じてくる不思議。彼女の複雑な人間性が垣間見れるからこそ、久美子の屈指の名シーンである『雨の長セリフ』が一層輝くんだと思うんですよね。
初見時の印象からここまで魅了されるとは思わなかった。意外な人物でした。
相生 あかね 『空の青さを知る人よ』
優しいだけじゃないってこういうこと。 予告編より画像引用 Ⓒ2019 SORAAO PROJECT |
主人公は妹の『あおい』だけど、この物語は『あかね』の物語だというのが自分の解釈。メガネが本当に似合ってて高校時代の可愛さは特筆もの。30歳になっても『しんの』の言う「かわいいババア」の通り魅力的な女性。(自分から見たらずっと若いんだけどね)
この一見『よくできたお姉さん』だったり『一途に待つ女』に見える女性だけど、そんな単純じゃない。彼女の内面を外側にいる人たちを通じて見ることで彼女の複雑な心が浮き上がってくる。
大人になっても可愛らしくて優しい彼女だけど、それだけじゃない人としての深みが感じられて魅了されてしまうんですよね。
関連記事 映画『空の青さを知る人よ』感想:震えるほど泣いた2019年屈指の傑作! - アニメとスピーカーと
以上『琴線触れまくりの劇場版アニメヒロイン5選』でした!こうやってみると基本的にせつないキャラが好きですね。あとメガネキャラも好きですね!良い機会をいただいたぎけん(@c_x)さんにも感謝です。
こんばんは!
返信削除もう2月になってしまいましたが(笑)、今年もブログ読ませていただきますのでどうぞよろしくお願いいたします!
琴線に触れたアニメヒロインとなると多すぎて絞り切れないので(笑)、katoさんと同じく劇場版アニメ限定、さらに狭めて2010年代のもので自分も5選挙げてみたいと思います。
・『涼宮ハルヒの消失』長門有希
やはり消失の長門は外せません。世界改変後の感情豊かな長門も好きですし、世界が元に戻ってからの長門もどっちも好きです。病院の屋上での場面は今も色褪せない名シーンですね。長門の「ありがとう」という言葉はたったそれだけなのに物凄く心に沁みました。
・『たまこラブストーリー』北白川たまこ
未だに『たまこラブストーリー』は京アニ作品の中で一番好きな作品なのですが、この映画が素晴らしかったのは主人公でもあり、そしてヒロインでもあるたまこの魅力があったからなのは間違いないと思います。『たまこまーけっと』では割と飄々としたキャラクターであったたまこが、もち蔵からの告白をきっかけに乱れ始めるわけですが、その乱れ方がまた可愛いし、たまらなく魅力的なんですよね。みどりちゃんと体育館で二人きりで話すシーン、最後の糸電話でもち蔵からの告白の返事をするシーン、他にも語り切れないほどの名シーンがこの映画にはあります。未だに何回も見返す素晴らしい映画ですし、『たまこラブストーリー』のたまこは燦然と輝く唯一無二のヒロインだと思います。
『傷物語』羽川翼
やっぱり『傷物語』の羽川翼は外せませんよねー! この作品を見てしまうと「なぜここから戦場ヶ原さんを選んだ!?」と思わずにはいられないですが(笑)、青春というのが長い人生の中での一瞬のきらめきであるとするならば、阿良々木くんと羽川さんのこの映画での関わりはまさに最高の青春だなーと感じます。
・『甲鉄城のカバネリ 海門決戦』無名
テレビシリーズでも大活躍だったヒロインの無名ですが、『甲鉄城のカバネリ 海門決戦』によって無名の魅力は何倍にも跳ね上がったと思います。バトルシーンが相変わらずかっこいいのは言うまでもないですが、この映画ではそういう強さだけじゃなく、無名が年相応の可愛らしさとか、弱さを見せる場面もあるんですよね。そういったところとか、生駒とのやり取りが非常に好きです。
・『天気の子』天野陽菜
予告編を見た時からビビッときてました。天真爛漫っぷりを出しながらも、時折見せるどこか儚げな感じにまた引き寄せられてしまいます。主人公の帆高が出した「たとえ世界が狂ったままでも、俺は陽菜と一緒にいたい」という結論は、一般的に見れば間違ってはいても感動せずにはいられませんでした。最後成長した陽菜と再会を果たすシーンは、爽やかな感動を抱きながらどことなく前向きな気持ちにもなれるすごくいいラストシーンでしたね。
もあいさん、コメントありがとうございます!
削除久々の更新なのに読んでいただき感謝です。5選だと少ないかな・・・と思いましたが結構個性が出ますよね。
『消失の長門有希』わかります!自分はハルヒだとみくるちゃん派ですが、あの作品での長門有希は本当印象的ですね。
『たまこラブストーリーの北白川たまこ』こちらは自分も5選に入れるのすごく迷いました。まさにヒロインですね。本作だと史織ちゃんも好きなのですが、ヒロインといえばたまこですね。
『甲鉄城のカバネリ 海門決戦の無名』なるほどー!カバネリはTVシリーズしか見てなくて本作は都合がつかず未見でした。TV版の無名も魅力的ですが劇場版は無名の魅力がアップしてたらしいですね。
『天気の子の天野陽菜』やっぱりコレも来ますよね。先月ラスト上映で再見したのですがホント良いですよね。回数重ねるとさらに魅力がわかる気がしました。また会いたいなぁって感じになります。
そして『傷物語の羽川翼』ですよね!あの作品は賛否ありましたが、自分には贅沢に3部作にしてくれて本当嬉しかったです。羽川ファンとしてこれ以上ない待遇にしてくれて感謝しかないですね。
もあい版5選いただきありがとうございます!自分が追加で10選にしたら入りそうなキャラもあって本当共感しました。ありがとうございました!
katoさん、こんばんは!お返事ありがとうございます。
返信削除katoさんが、述べられた事を何回も読み返しまして、なるほど!と感服しました。一人ひとりが違いがある存在だから、コミュニケーションは難しい。でも面白いですね。それから、ブログ運営のご苦労、よくわかります。私は十年くらい前、ブログを週5日更新していた時期がありました。疲れ果てて、止めてしまいました。
私の考えがまとまったら、先日の記事にコメント返しいたします。気長にお待ちくださいね。
さて、『アニメヒロイン』5選ですか!
〇 羽川 翼 『傷物語 3部作』
羽川さんは『物語シリーズ』において最強の、真のヒロインですね。katoさんが惚れ汲むのも、わかる気がします(笑)性格が良くて、物知り、めがねが良く似合う美人さん。それでいて、生活感、女性の生々しさをも感じさせる人です。そこが私には魅力に思えます。個人的には、虎の怪異と対峙した後の、白メッシュ入りのボブカットがお気に入りです。
〇 巴マミ 『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ』
マミさんの華々しい、描かれたかたとその裏側にある本当の姿のギャップに心惹かれてしまいました。これこそが、人間の真の姿なのかもしれないですね。
〇 澄田 花苗 『秒速5センチメートル』
私も第二話『コスモナウト』が大好きです!遠い宇宙を旅するたった一機の探査衛星と初恋にとらわれ過ぎて、たった一人孤独な世界をさまよい続ける貴樹とをかけあわせるところが、見事だと思います。
この話は、花苗の視点から、描かれていたので、よく覚えています。とてもせっない、でもとても美しくもあります。偶然を装って、一緒に下校したり、お店で飲み物を買う場面で一瞬のためらい、この波に乗れたら告白しよう!とサーフィンの練習。観ていて「これは青春だな」と思いました。それらすべての出来事と、初恋の失恋は、花苗にとって青春時代の「通過儀礼」(イニシエーション)なんだな、と私は感じました。それは誰もが通る道。でも、貴樹はずうっと「通過儀礼」の最中のまま、大人をむかえてしまったんですね。未練を断ち切れないまま...。
後に、「この花苗の話」には、後日談があることを私は知りました。そのエピソードがコミック化されていました。私は、書店を何軒か探し、やっと見つけて購入しました。実はまだ封も切らずに読んでません(笑)
〇 久石 奏 『劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~』
katoさんもですか!...私も「ベスト10」に入れたいほど気に入ったヒロインです。
他人の気持ちを先回りして(忖度と言ってもいいのかなぁ)勝手にエクスキューズしてしまうところが、危なっかしいと思います。(でも、そこが良いです)自分が傷つきたくない気持ちの現れ(反面)なのでしょうか。
奏ちゃんを演じるのが、雨宮天さんと聞いて、本当に可愛らしいヒロイン(『ハイスクール・フリート』のもえちゃん、『一週間フレンズ』の香織ちゃん)or 腹に一物あるキャラ(『この素晴らしい世界に祝福を!』のアクア)のどちらかかな、と予想してました(笑)
奏ちゃんは、憎めない表情をしてますよね!「タヌキ顔」だと思いませんか?一目見たときから、そのように、私は思いました。余談ですが、劇場用パンフのページに「スタッフ座談会」あります。そこに「奏ちゃんは、タヌキ顔でお願します!といいましたよ」と発言されていたのでビックリでした。
〇 相生 あかね 『空の青さを知る人よ』
奏ちゃんとは性格が異なるけど、好きなヒロインです。妹のあおいのために、人知れず努力をしていて、おもてには出さないところは、私は見習いたいくらいです(汗)
katoさんが、別の記事で、おっしゃっていましたが、「あかねは、ただ流されているだけではない」と。私も同感です。
ある場面を観て、とても気になったところがありました。
夕方、あおいを軽自動車で迎えに来た、帰り道です。あかねがハンドルを握っているカットが、前面から入りました。そこで、彼女の左手はハンドルから離れていたのです。私は何か違和感の様なものを感じました。次の瞬間、あかねは左手で、トランスミッションのギアチェンジをしたのでした!
ああ!そうなんだ。この人は、自分のベース、タイミングで、人生を歩んでいるんだ。自分の意思で自分のたどり着きたい場所まで、自力でいける人なんだ、と思いました。
以上です。
私のアニメヒロイン5選は、後ほどのコメントでお伝えでいたします。
次点を入れて、13名くらいになっちゃいました(笑)
それでは、また。ありがとうございました
Hidebow-Rainbo-Frawbow さん。コメントありがとうございます!じっくり読ませていただいて後ほど改めて返信します。しばしお待ちください。
削除Hidebow-Rainbo-Frawbow さん。コメントありがとうございます!返信遅くなってしまい申し訳ありません。
削除この記事の前後から親の入院やら自分の体調やら・・・色々ありまして落ち着いた気分になれませんでした。まだまだ悩みはつきませんがようやく一息つける感じになりました。
これまでもアニメで癒されたことはありましたが、それも作品によりますね。やっぱり自分の状態が安定していないと楽しめない作品ってのもありますね。特に映画作品の場合は、鑑賞中はもちろんその上映期間ずっと浸っているような楽しみ方をしたいのですが、これはなかなか贅沢な楽しみ方だと今は思います。
ところでHidebow-Rainbo-Frawbow さんもブログを書いていらっしゃったんですね!文章の感じからそうじゃないかな・・・と感じていました。それにしても週5日更新とはすごいです。10年前というとブログ文化全盛期という感じでしたが、もしかしたら自分も訪問していたかもしれませんね。
さて『アニメヒロイン』5選へのコメントありがとうございます!ボブカットの羽川さんもいいですよね。
『秒速』のコメントもすごく納得感あります。「通過儀礼」って本当に同感です。そう書くと『青春真っ只中』の人には冷たく感じるかもしれませんが、これを体験できることがどれほど素晴らしいかは後でわかることですね。そういう意味では『心が叫びたがってるんだ。』を思い出します。
実は自分も『秒速』のコミック持ってるんですよ!しかも買ったのにまだ読んでないのも同じです(笑)なんかこう・・・もったいないというか。ちょっとそのままにしておきたい気分なんですね。
奏ちゃんも同感いただけましたか!初見では引っ掻き回す小悪魔イメージでしたが、なんとも言えない引っかかりのある人物でいつの間にか絡め取られてました。『危なっかしさ』の演技が絶妙ですね。
『あかね』のギアチェンジの考察いいですね!自分も以前MT車に乗ってて好きなので感覚としてわかります。AT派の人は『シフトレバーをガチャガチャやるのが好きなんだろう』と言いますがそうじゃないんですよね。
周囲の状況の変化から走り方を考えて、アクセルやスピードを合わせながら自分の判断で能動的に選んでいく。その一側面としてのギアジェンジ。決して最初に答えがあるわけじゃないんですよね。その彼女の能動的な生き方を象徴している気がします。いい気づきをいただきました!
返信遅くなってしまい申し訳ありませんが、またお気軽にコメントしてください!
I cannot relate to any of those heroines, but that is probably because the genre that I usually watch is different. A true heroine from my childhood was Asuka or Rei from NGE, for example.
返信削除https://aab-edu.net/