2017年1月8日日曜日

傷物語 III 冷血篇 感想:羽川さん視点の超偏った感想です♪

傷物語』の3部作の最終章となる『冷血篇』を映画館で見てきました!

傷物語 III 冷血篇 本予告より画像引用
当ブログの画像引用について
 © 西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト

 初見の正直な感想を一言で言えば・・・『もう一回見させて!』です(笑)『お前さぁ、あのシーン見たいだけだろ!』って言われそうですけどね。まあそりゃ確かに何度でも見たいですよ!

 いやいや、でも、それだけじゃなくって・・・確かにあのシーンはあまりにも刺激的だったんでね、自分は羽川さんファンなので、だからちょっと動揺してしまってですね・・・冷静に作品を見れてない感じがするんですよね。

 ただ、少し落ち着いて考えてみると、あのシーンはただ刺激的なだけのシーンじゃない気がするんですよね。原作未見な自分にとっては、阿良々木君と羽川さんの今後の関係を再定義してくれるような、まさにこれまでのシリーズをもう一度見直したくなるような作品でした。

ネタバレありのレビューとなりますのでご注意ください。
※羽川翼ファン目線の非常に偏った考察です。
関連記事 2作目を見に行った感想です。

初見ではちょっと刺激が強すぎて・・・動揺を隠せない


 いやぁ、しかし巨大スクリーンを前に知らないファン同士でセクシーシーンを見るというのもね・・・1部と2部もアレだったので、さすがにね、そろそろ慣れてきたなぁ・・・なんて思ったんだけど甘かった!

 まあ、よく考えたら、1、2ステップで来て3はジャンプだよなあって。原作未見なんで、どうなるのか?ってわからないわけなんですよ。だから、予想以上にレベルアップしちゃってて・・・思わず声出ちゃいましたね。よくまあPG12(同伴保護者の助言が必要)で収まったもんですね。

傷物語 〈Ⅲ冷血篇〉 本予告(アニプレックス公式配信)

 そういえば女性のお客さんも結構来てましたけど、もし隣だったら落ち着かなかったろうなぁ。幸い隣はガチオタな感じの人で安心したけど。この作品をカップルで見に来るのはかなりハードル高そう(笑)2部の時でもカップルの人は気まずそうだったけど格段にレベルアップしてるもんね。

※次項よりネタバレPG12となります


一番感銘を受けたところは・・・


 まあやっぱり『あのシーン』つまり、羽川さんと阿良々木君の倉庫のシーンですよね。あのシーンは本当にビックリだらけだったんですよね。

 前回の予告の『羽川さんのセリフ』でこういうシーンがありそうなのは当然わかってはいたわけですよ。でも、もっとこう、さらっとオマケ的に来るのかなぁと思ったら、あんなに踏み込んで長い時間かけてやるとは思ってなくて・・・悶絶寸前でしたね

 それにしても、あのシーンで一番驚いたというか衝撃的だったのは、阿良々木君の要求に対して、羽川さんが別に頼まれもしないのにわざわざ一旦外してから、改めて着直してくれるってね・・・(笑)

羽川さんの衝撃のシーン
予想外に何重にも踏み込んだ衝撃に動揺を隠せなかった
 © 西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト

 ホントここのシーンは度肝を抜かれたというか『そこまでするのか!』っていう驚きですよね。羽川さんの阿良々木君に対する態度はいつもそうなんだよね。期待する以上の献身をしてくれる。常識で考えたらたら今回だって何もせず服の上から『はいどうぞ』ってなもんだよね。それだってものすごいサービスじゃないですか。

 でも『阿良々木君が感じるかもしれない不満』を先回りして対処をする配慮、しかも見せるわけでもなくて、一旦また微妙に着直してくれるという二重の配慮ね。(ココ重要)阿良々木君に対するお膳立てがすごすぎます。

 これを当たり前のようにやってくれる。この完璧さ、いや『完璧すぎる献身性』が本当に羽川翼というキャラクターの特徴を表現していると思うんですよね。

 だから、このシーンはつい観客への『サービスシーン』みたいに感じちゃうかもしれないけど、羽川さんの人間性の象徴のようなシーンだよなぁって思いました。

脳がオーバーヒートしていくような


 だから羽川さんが阿良々木君に対して言った、自分を『食べて良いよ』という言葉は紛れもなく本気だし、もしもそういう状況になったとしても、彼女だったら阿良々木君が食べやすいように想像もつかないような配慮をしてくれるかもしれない。なんかそんな、底知れない献身性を感じるシーンでした。

 それにしても、阿良々木君のサディステックな部分を引き出してしまう所ね。 この突然ノリノリになっちゃってるところはホント面白くて思わず声出ちゃいましたね。阿良々木君と自分の脳がシンクロしてオーバーヒートしていくような異様な感覚には痺れました(笑)

羽川さんが街を周りを徘徊するシーン
やはり阿良々木君からの電話を待っていたのか
彼女の無表情さは何を意味するのだろう
明るい未来が見えないことに対する予感だろうか
 © 西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト

 羽川さんが発した阿良々木君の嗜虐心を刺激する言動の数々・・・このシーンだけじゃないですけど、観客である自分たちも知ってるわけじゃないですか。今回のシーンはまさにその頂点であり原点なんですよね。

 春休みの時点でこの頂点があったことを知ると、この後に起こるストーリーもまた見えかたが違ってくるなぁと思いました。

 でも羽川さんって頭いいからこういう状況も全て予感してたのかな・・・電話番号は入れ直しておいて、廃墟の周りをウロウロ歩いて。きっと自分は呼ばれるかもしれないと思ってたんだよね。もしかしたら阿良々木君の命に関わるようなことになって、そのために自分にできることがあるかもしれないって。

 小賢しいって意味じゃなくて、それが自然体というか、全然無理して頑張ってるわけじゃないんですよね。それが彼女の自分らしさ。だからこそ、その自分らしさと現実の乖離が自分を苦しめることにつながっていくんだけど・・・ああ、なんかもう一度『猫物語』を見直したくなりました!

弱っている者は誰だったか・・・


 まあ、献身性って意味では阿良々木君も相当献身性は高いですよね。今回のキスショットに限った話じゃないけど、確かに阿良々木君の献身性は『弱っているもの』に対する献身性なのかもしれない。

 だとすると阿良々木君にとって羽川さんは弱いものではないのだろうか。確かに羽川さんはなんでも自分でできるし(後に大変なことになったけど)本当の所では弱みは見せないというか。

今回たしかに阿良々木君は羽川さんに助けられた。
でも本当は羽川さんも彼を必要とする弱い存在だったのに。
 © 西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト

 後に戦場ヶ原さんを選んだ理由はいくつもあるんだろうけど、この最初の羽川さんとの出会いが原因の一つなんだろうか。阿良々木君が羽川さんを『助ける』立場でなくて『助けてもらう』立場だったから。スタートでボタンの掛け違いになってしまったのかな。

 その後、確かに戦場ヶ原さんは助けられる立場でもなくなったし、逆に阿良々木君が羽川さんを助けることもあったけど、恋愛が進行してしまった以上は、もうそういうことじゃなかったのかもしれない。

 それって本当に残酷な話だなぁ。自分はこの物語シリーズは(いろんなエピソードがあるけど)総じて羽川さんの残酷物語だと思ってしまうんですよね。どう観ても最後は羽川さんがかわいそうで仕方ない気分になってしまう。この切なさを味わう物語なのかもしれないとすら思ってしまいます。

もし揉んでいたら・・・紙一重の残酷物語の始まり


 自分の解釈は違うのかもしれないけど、どうしてもそう思ってしまうのは仕方ないわけで(そういう人ってどのくらいいるのかな)そういう意味でも、この冷血篇って羽川ファンにとって幸せであると同時につらい作品

 前回の本当に幸せそうな羽川さんも辛かったけど、今回、もう本当にそれこそ薄皮一枚のところまで阿良々木君に手がかかったのに叶えられなかった望み。

 もしここで阿良々木君が羽川さんの胸に触れていたら・・・きっと阿良々木君は羽川さんと付き合っていた気がする。それはきっと『契り』だから、阿良々木君の性格上もう裏切ることはできなかったはず。

 そしてどちらを選んでも阿良々木君は幸せになれたはず。自分はどちらも正しい選択だと考える立場なんだけど、だからこそ一層辛いなと思うんですよね。この傷物語のストーリーを知ってしまうと、羽川さんの深い闇が一層深く感じられます。

 羽川さんの話ばっかかよ!って言われそうなので、この辺にしてその他の良かったところの感想も・・・。

キスショットのことも


 まあ、散々羽川さんの話ばっかり書きましたけど、本作の肝心のキャラクターはキスショットですよね。(笑)

 いや、実は最初のシーンでキスショットの心臓を使って取引でもするのかなぁ?と思ったんですよ。結局の所、心臓はあっさり渡しちゃうし、その後も心臓の話は出ないのでちょっとビックリしました。しかし忍野メメはどうやって心臓を盗んだんでしょうね。その辺は伏線になってるんだろうか。

このシーンは鑑賞の前後で全然印象が変わってくる
シリーズ全編の忍の印象も大きく変わる作品だった
 © 西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト

 初見では、前半のキスショットとの楽しそうな会話のシーンは2部の羽川さんとのシーンを彷彿とさせて不思議な気分になりました。でも鑑賞後のキスショットへの印象は全然変わってしまいますよね。

 まあ最初から死にたかったってね・・・それを知った上で、冒頭のキスショットとの会話シーンを思い出すと物悲しいというか、キスショットの心の内が見えてなんだか切ないですね。
 
 それ以上に、これまで見ていたシリーズの忍の印象が自分の中で大きくアップデートされてしまいました。ここももう一度見たい理由なんですよね。決して羽川さんだけじゃないですよ(笑)

鑑賞後の疑問点


 あと、キスショットといえば、鑑賞後に結構疑問点が残ってるんですよね。自分も物語シリーズを熟知しているとは言えないので・・・他のシリーズにあるのかもしれませんが。

  • 疑問点1 忍がドーナッツ食べるようになった理由
  • 疑問点2 なぜギロチンカッター(だっけ?)は戻ってきたのか 
  • 疑問点3 一人目の眷属はどうやって自殺したのか?
  • 疑問点4 一人目の眷属がでてくる映像の意味

 まあ、1のドーナツは別のシリーズで描かれてたのかな?なんか今回種明かしがあるのかと思ってたので・・・。

 2のキスショットに喰われちゃう人間、確かギロチンカッターが戻ってきたから?だった気がしたんですが、なんで戻ってきたんだろう。この辺は原作に書いてあるんだろうか。

 3と4は一人目の眷属のことだけど、あの辺は重要なポイントそうですよね。時折でてくる武者の映像とか意味深なんだけど、いまいちちゃんと読み取れなかった感じ。もしかして、ギロチンカッターとなんか関係があるのかなぁ?と思ったりしたけど・・・気のせいかな?その辺ももう一度見たり、原作読んだりして確認したい所ですね。

劇画調、萌え調、漫画調、3つの描き方の羽川さん


 あと注目点は、羽川さんの絵描き方の違いですね。(また羽川さんに戻ってるし)今回は特にコミック風のデフォルメした羽川さんが多く描かれてた気がします。

 例の倉庫のシーンでは、前半はちょっと劇画タッチの固い描き方、中盤は萌えっ気たっぷりの可愛い描き方、そしてデフォルメした漫画調の描き方って、結構大胆に変化しててびっくりしました。

 でも意外と違和感ないというか、いい意味での違和感というか・・・とにかく好きなのでもう一度見たいですね。売店のポストカードセットも、その3種類を別セットで販売してくれたら全部買うのに!シーン少なすぎるよね。

最後に、劇場版三部作にしてくれてありがとう!


 この作品はTVシリーズでやるべきとか、1本に纏めた方が良いとかって批判があるけど、自分はそうは思わないんですよね。時間をかけてたっぷり三部作にしてくれて本当に感謝しています。

 まあ確かに1作目を見たときはそう思わなくもなかったけど(笑)2作目の素晴らしさはTVシリーズではうまく表現できない気がするし三部作ならではですよね。2作目の評価ってのは結構分かれている気がしますが、自分は2作目が神作だと思う立場なので、この劇場版三部作は大賛成でした。

ああ、これでようやく原作も読めますよ!今回も映画見てるときに、思わず笑っちゃうシーンとかあって、でも周りの人あんまり笑わないんですよね。やっぱり、みんな原作読んでてセリフまでわかってるからかなぁ・・・って。

 ニワカだと思われるのちょっと恥ずかしいので我慢しちゃうんですけどね。でも今作はつい声が出ちゃうシーンが多くて・・・2度目はもう安心して集中できますね。

 とにかく、もう一度、いや何度も見たい作品でした。あくまで超個人的な意見ですけどね。2度目以降の感想もまた追記したいと思います!
関連記事 2作目を見に行った感想も書きました。
関連記事 1作目 鉄血篇の感想はこちら。
傷物語 Ⅰ 鉄血篇 感想 :劇場作品としての気合を感じた!  - アニメとスピーカーと
原作:西尾維新
総監督:新房昭之/監督:尾石達也
キャラクターデザイン:渡辺明夫 守岡英行
音響監督:鶴岡陽太/音楽:神前 暁
アニメーション制作:シャフト

傷物語 公式サイト
http://www.kizumonogatari-movie.com

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8 件のコメント:

  1. 傷物語冷血篇面白かったですね。一人目の眷属は太陽の下に出て自殺したはずです。原作やアニメでそう説明されていました。ギロチンカッターが戻ってきた理由も原作で説明されていたはずですが、ちょっと覚えてないです。それにしてもこの作品のヒロインって羽川さんでしたっけ?

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    1. 鮎人さま、コメントありがとうございます!
      いやはやお恥ずかしい・・・いざ書き始めてみたら羽川さんの事ばっかりで、幾らなんでも偏りすぎですね(苦笑)明らかに誤解を招く感想かと思います。まあ、こんな人もいるということで、批判覚悟で公開した次第です。何卒ご容赦を・・・。

      ところで、一人目の眷属の自殺の理由、教えていただきありがとうございました!そういえばそんな場面が記憶にあります。そういえば阿良々木君も太陽の光で死ぬ所をキスショットに助けられたんでしたっけね。ギロチンカッターの件は、先日原作もを注文したので確認できそうです。
      こんな妙な感想ですが、読んでいただき本当にありがとうございました!

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  2. 気合いを入れて初日に見に行ってきました。
    羽川さんのあのシーンは原作読んだ時からやばいなあと思っていましたが、いざ映像でしかも声がついてとなるとさらにやばいですね……PG12ってレベルじゃねえぞ!って感じでした。まあいざあのシーンが流れると、どんなリアクションをとったらいいのかわからないもんですね。笑うのもどうも私の中では違うなあと。静まり返った映画館の中で阿良々木くんがサディスティックっぷりを発揮しているところを見るのはなかなかにシュールでした(笑)

    >疑問点1 忍がドーナッツ食べるようになった理由
    これは確か、猫物語(黒)での出来事がきっかけだったと思います。阿良々木くんが忍野メメにドーナツの差し入れを持ってきたところ忍がそれに興味を示して、で食べてみたらめちゃくちゃハマったと。

    >疑問点4 一人目の眷属がでてくる映像の意味
    >3と4は一人目の眷属のことだけど、あの辺は重要なポイントそうですよね。時折でてくる武者の映像とか意味深なんだけど、いまいちちゃんと読み取れなかった感じ
    今回特に思ったのは、原作にはなかったシーンや新解釈みたいなものが映画に加えられていたんですよね。羽川さんが建物の周りを徘徊するシーンは映画オリジナルですし、あと阿良々木くんの妄想ですが阿良々木くんと羽川さんのキスが見れたのは個人的にすごく嬉しかったです。
    話を戻すと、アニメ終物語の後半部分で1人目の眷属が復活するんですが、その時最初に出てくるのがあの武者の姿なんです。だからあの一連のシーンはたぶん終物語を見ていたからこそわかるんではないかなと。そのあたり、終物語のあとにこの映画が作られたからこそのシーンだったと思います。

    >劇場版三部作にしてくれてありがとう!
    化物語からずっと物語シリーズを追ってきましたが、2017年というこのタイミングで傷物語の完結を見届けられたことはとても良かったなあと思いました。物語シリーズももう大部分がアニメ化されてる中、羽川さんのここまでのヒロインっぷりを見れたのは羽川ファンとして幸せとしか言いようがありません。確かに物語的にはこれから羽川さんは切ない結末を迎えますが、こういう阿良々木くんと二人だけの幸せな時もあったんだなあと思うと自分はそれだけで満足です(笑) あと、傷では非常に重要な役割である忍野さんですが、物語シリーズ全体で見たら登場回数は結構少ないんですよね。だから、久しぶりに忍野さんが出てくる話を見れたのも個人的にすごく良かったです。反面、自分はこれからも物語シリーズを追い続けるんでしょうが、おそらくこの傷物語を超えることはないだろうなと……。それくらいすごいもん見せてもらったと思います。演出的にも見どころたくさんありましたが、特に自分は羽川さんの傘や日本の国旗など赤という色がとても印象に残りました。過去の物語シリーズを彷彿とさせる演出もたくさんありましたし、本当に何度でも見たくなる作品だなあと思います。シャフトとしては3月のライオンとクビキリサイクルの制作を抱えながらのこのクオリティーですから、ほんとシャフトすごいなあと絶句するばかりです。

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    1. もあいさん、熱のこもったコメント感謝です!
      原作既読者の もあい さんも、あのシーンは結構衝撃だったようで・・・自分の隣の人もどうリアクションしていいか分からず固まってただけだったのかも(笑)

      疑問点も教えていただき感謝です!自分は羽川ファンではありますが、物語シリーズ全体ではまだニワカなので皆さんの解説は本当に助かります。

      疑問点1のドーナッツは猫物語(黒)で出てたんですね。疑問点3、4の眷属の話、すごく参考になりました。終物語と繋がってたんですね。そういえば終物語は全部見てから見ようと思って最初の方しかまだ見てないんだった(汗)次回は終物語を見てから行こうと思います。

      羽川さんの徘徊シーンが映画オリジナルだってのはびっくりしました。そうなのか・・・あえて入れたってことは意図があるってことですよね。その辺も考えると面白いですね。

      後半のコメント、思いがこもっていてちょっと感動しました。ニワカな羽川ファンである自分からすると、深い想いを感じるコメントでした。ホント同感です。

      しかし自分も羽川さんの事になるとちょっとおかしくなるのか、我ながらキモい感想を書いてしまったなぁ・・・と思っていたので、誰か羽川ファンと『ホントよかったよね〜』って言い合いたかったのかもしれません(笑)リアルで語れる人がいないので・・・。

      私も改めてシリーズを見たいですし、抜けてる所もちゃんと見たい気持ちになりました。3作目だけ見て評価している人もいるようですが、やっぱり3つ合わせての感想っていうのが本作の正しい評価の仕方なんじゃないかと思いますね。

      それから、やっぱりこのフルサイズのシネスコ大画面で見られた幸せには感謝したいです。ムービックスさいたまは3作目も大部屋使ってくれて本当に嬉しかったなぁ・・・。

      なんか本当に色々感謝したくなる作品でした。ブログ読んでいただきありがとうございました!





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  3. Hidebow-Rainbo-Frawbow2018年3月27日 19:11

    katoさん、こんばんは!お返事ありがとうございます。


    『冷血篇』を見ました。一日、間を置き、先ほどまで見ていました。


    katoさんが、羽川さんに超偏った感想を持たれるのも、(否、「判官びいき」というのが正しいのかもしれません)私、わかりますよ!katoさんの文章には、悪意を感じませんので、気になさることはありませんと私は思います。


    阿良々木くん曰く『聖者』。私は『聖母(マドンナ)』と羽川さんを呼びたくなります。でも、それは、羽川さんの一面のみをとらえた、表現でしかないのです。すべてを知りたけれは、八方から、光を当て、とんな姿なのか、どんな影を落としているのかを、見なくてはなりません。しかし、と否定に否定をかせねますが、仮に自分が見ている「羽川さん」にどんな本性があるのか確かめ、それがわかり興ざめしてしまうのも、私はとても怖いなと思います。見くないものには、蓋をするといいますが、人間は自分が見たいものしか、見てない。私、ちょっと思い知らされた気がしました。


    私事で恐縮ですが、最近、そう気づく出来事がありました。とある映画の開始時刻を間違えて、お目当ての映画は、見られずどうしようか?と迷っていたら、チケットカウンターのおねんさんが、『パンとバスと2度目のハツコイ』なら予告編の最中なので、間に合います。どうですか?と勧めて下さいました。


    その映画は、以前お話したアイドルグループ「乃木坂46」の元メンバー(最年長)・深川麻衣さんの主演作です。端正なルックスとやさしい気遣いから、彼女は年下の仲間たちから、『乃木坂の聖母(マドンナ)』と慕われていました(本人は、真顔で軽く否定していました.......その表情がいつも気になってました)。映画の深川さんは、恋人をずっと愛し続ける自信が持てないから、プロポーズを断る役でした。少し愛情を冷めてみている感じな。でも、凛々しく、ハンサム(気前のよい、気前がよくて、巧みな、男らしくて凛々しい:の意味)な性格です。


    『マドンナ』のイメージとは、かけ離れてますが、私は見ていて、不思議としっくりとしました。『マドンナと呼ばれるのを否定していた』のは、本当だったんだと思いました。パンフのインタビュー記事のなかで、監督と話合い、深川さんの素に近い役柄になったとありました。『マドンナ』も『素に近い、凛とした表情』も、この人の一部分なんだし、どれもこの人の持ち味のひとつひとつなんだと思いました。


    思い込みのも大事ですけれど、時には冷静に、他の面から見てみると、違った発見があり、うれしいこともあるのではと、思います。


    ところで、『冷血篇』の羽川さん登場場面の直前は、『白色・Blanc』で転換してましたね。「真っ白」= 正しさ。羽川さんの正しさを表わしているのでしょうか。阿良々木くんとキスショットの闘いに、割って入り、真実を明白にしようとする行動に重なります。その羽川さんに図星を指されたキスショットは、狼狽えた態度を見せます。その場面のお芝居はうまいなと思いました。


    『冷血篇』の感想は、また後日、コメントいたします。よろしくお願いします。ありがとうございました。

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    1. Hidebow-Rainbo-Frawbow さん、コメントありがとうございます。

      『パンとバスと2度目のハツコイ』のご紹介ありがとうございます。この映画のことは全然しらなくって初めて予告編を見てみました。

      「乃木坂46」も全然詳しくないので、アイドルのキラキラ系映画かな?と思ったら全然違うみたいですね。ちょっとミニシアター系というか本格的な作品という感じで意外でした。予告編を見る限り良い空気感のある作品ですね。まったく自分の視界には入ってなかった作品だったので教えていただいて嬉しいです。

      『人間は自分が見たいものしか、見てない。』っていうのはそうですね。阿良々木くんのようにまったく悪気なくやってる場合は、なお難しいというか。『白色・Blanc』のところは確かにそうですね!言われて気付きました。

      また見てちょっと確認したくなりましたね。とはいえ今週はTVアニメの最終回ラッシュで・・・見るだけでブログも全然書けてないです(泣)返信も遅くなってしまいすみません。感想の方もまた読ませていただきます。

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  4. Hidebow-Rainbo-Frawbow2018年4月5日 18:26

    katoさん、こんにちは!お返事ありがとうございます。


    さて、『傷物語Ⅲ 冷血篇』の感想です。


    お芝居を幾層にも、つみ重ねて、ストーリーを進めていくところは、「映画の王道」だなと思いました。


    完全体を取り戻したキスショットと暦の何気ない、たのしそうな会話の場面。声を担当した坂本さんと神谷さんが、ほんとうに楽しそうに、お芝居してるなあと感じました。なんか、恋人たちが、「愛をささやいている」ような。恋をするんじゃなくて、「恋に落ちる」瞬間みたいな雰囲気トいうか......(そこがフランス映画ぽい)です。


    そこが、楽しそうに感じたからこそ、後に、キスショットが、わざと暦から嫌われようと、つれない態度をとる展開は、とてもいじらしく思います。いい女だなぁ!と私は彼女に心底惚れました(笑)


    それから、暦と羽川さんとのエロティクな場面は、katoさんが詳しくのべられているので、つべこべ言いません(笑)。キスショットとの場面は、「ささやく」が相応しいと思いました。羽川さんとの場面は、ふたりの「吐息と微かな息づかいまでもが聞こる」ように、私には思えます。「恋人たちが深く愛し合っているような、肌と肌とのぬくもりが伝わるような」感じを受けました」(観客としては、この場面、色々な意味で、息を凝らしますが......)これもいいですねぇ!おフランスざまぁ~すねェ。でも、その落ちは、やはり阿良々木くんかな。羽川さんがかっかりするのもわかります。


    両方とも、素敵なラブシーンだと、私は思います。そして、色っぽいところを、とても良い感じで攻めています。


    この『傷物語』3部作を見て、TVシリーズ『化物語』の第一話でさらっと描かれた出来事が、最新技術と5年間にわたり、役を育ててくれた声優さんの熱い想い入れと想像力、そして演技力と5年間まちこがれたファンみんなの熱望など、この5年間で、機が熟し、すべてが、絡み合っていい映画になったと、私は思えます。『時間は創造と想像のゆりかご、であ~る!』(by 三宅日向)みたいな......


    この『傷物語』3部作と『暦物語』を見終り、『物語シリーズ』の映像化作品は、今のところ、コンプリート!しました。

    一年間近く、関わってきましたが、とても楽しいです。時間をかけて、何かをするのも、悪くないですね。もうこのシリーズは、6巡目の鑑賞に突入しました。そして今年は『続・終物語』の放送予定がありますよね。

    ながながと、失礼しました。それではまた。ありがとうございました。


    P.S.

    私も、『リズと青い鳥』の先行上映行きたかったです!katoさんのお気持ち、よくわかりますよ。私は、待つ間、『ユーフオニアム』の原作を全読了したいと思います。





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    1. Hidebow-Rainbo-Frawbow さん、コメントありがとうございます!
      傷物語はやはりキスショットと阿良々木くんというのがメインなのかな〜と理解しつつもどうしても偏った見方をしてしまいます(笑)そういう意味でも違った見方のコメントいただけると嬉しいですね。

      フランス風の演出も、初回の鉄血篇を見たときはちょっと奇をてらった感じがしましたが、冷血篇まで鑑賞した後はまさにピッタリという感じでした。初見の時こそ取り乱しましたが(笑)2度目3度目以降は『心地よい』の一言。素晴らしい作品はたくさんありますが、ここまで快感を感じる作品は滅多にないと感じました。そういう意味でとても貴重な作品です。『機が熟し』とありますが、まさにその通りで、満を持して劇場版にしてくれたことに感謝しています。

      『続・終物語』も楽しみですね。長いシリーズでネガティブな意見も多いですが、『終物語』もすごく好きだったので続けてくれるのはすごく嬉しいです。

      『リズと青い鳥』も試写に落選してガッカリ(笑)ですが、あえて原作未読で鑑賞するつもりです。あんまり期待しすぎると空回りしちゃうので気軽な気分で当日を迎えたいですね。感想書いたらまた読んでいただけると嬉しいです!

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