庵野秀明総監督の『シン・ゴジラ』映画館で鑑賞してきました。実のところ全くノーマークで正直に言うとあまり興味なかったのですが(笑)・・・初日の夜からTwitterで絶賛の嵐・・・というか悶絶にも近い叫びがソコココから。これはただ事じゃないぞ!って感じでしたね。
予告編より画像引用(当ブログの画像引用について) © 2016 TOHO CO.,LTD. |
予防線を張っていた自分が馬鹿らしくなるほど
ずいぶん話題だよ!って事で奥さん誘って見てみたら・・・もう唖然ですよね。劇中に何度『これはスゴイ!』と思ったか。中盤の見せ場、ゴジラの咆哮シーンでは、もう感極まってしまい・・・いやはやゴジラの姿で涙が止まらなくなるなんて想像もしてなかったですよ。
開始2〜3分でアッと言う間に引き込まれる導入部もスゴイ!わずか10分くらいで半信半疑だった自分もさすがに確信に変わりました。直前まで『期待しすぎてガッカリしないように・・・CGは意外とショボいらしいよ』なんて予防線を張っていましたからね(笑)しかもそれは文字通りの序章に過ぎなかった・・・っていう。
目まぐるしく状況が変わる導入部の会議シーンは秀逸 © 2016 TOHO CO.,LTD. |
※次項より若干ネタバレありますのでご注意ください。
一番の感動ポイントはやっぱり・・・
もう猫も杓子も絶賛の感想(最近では逆に否定する感想も出てますが)だけど、人によって微妙に焦点が違ってて面白いですね。
自分は何と言っても一番ド肝を抜かれたのはゴジラが放射能光線を出すシーン。これは大勢の人が絶賛している中盤の見せ場ですよね。自衛隊の総攻撃にほとんど無傷だったゴジラが米軍の貫通弾で派手に出血!
自衛隊の総攻撃も素晴らしい映像だったが・・・ © 2016 TOHO CO.,LTD. |
閣僚たちは喝采していましたが自分の心はすでにゴジラに感情移入ですよ(笑)当然反撃してくれるんだろうと思う訳ですが・・・その溜め方がすごかったですね。光線の焦点を合わせるような溜めと放出される開放感が半端なく爽快。
単に薙ぎはらうだけでなくカタルシスを目一杯感じられるように入念に作られた演出に本当に感動しました。
政治シーンのバランスが絶妙
一部では愛国主義的?な映画だという指摘もありますけど自分は全然思わなかったなぁ。むしろすごくバランスが取れていた印象。もちろん最終的には『日本ガンバレ!』になってるし、日本人にむけた映画だとは思うけど、愛国心は右翼の『専売特許』じゃないわけで・・・。
政治の描き方も適度な戯画化のバランスが良いんですよね。『外形的』にすごくリアリティーを追求する一方で『演技の面』でちょっと崩すという感じがちょうど良かったな。
「シン・ゴジラ」は「日本人が頑張る映画」ではあるが、単純に「日本サイコ〜」でもなく、かといって「これだから日本は〜」でもなく、「今の日本」のストロングポイントとウィークポイントをどちらもしっかり描きつつ、前向きになれるバランスになっている。ゴジラが主人公だけど、主人公じゃない。— YU@K (@slinky_dog_s11) 2016年7月31日
特撮映画ブロガーのYU@K氏のツイートに本当に同感。イデオロギー的な政治メッセージではなく、あるがままの日本をデフォルメして描いているように感じました。
適度な戯画化とリアリティー
ありがちなのは戯画化しすぎて、政治家を極度にバカに描いたり、分かりやすく左派や右派を無能に描いて主人公のマトモさを強調するといったやり方。こういうのってすっごく興ざめなんですよね。世の中そんな単純に割り切れないわけで。
英雄でも無能でもなく普通にちょっと頼りない存在として描かれている総理 © 2016 TOHO CO.,LTD. |
御用学者のくだりなんかはバカにする感じではあったけど、でも実際に緊急事態で高名な学者がついていけないというのは、残念ながら現代日本人の一種のコンセンサスと言っても良いわけで。世相を表すシニカルな演出だったと思います。
怪獣映画でありSF的シミュレーション映画
ちなみに意外だったのはゴジラが出てきた後に聞こえた市民デモの声。こういうパターンだと環境保護団体とかが『ゴジラの命を守れ!』とか言って、だから『市民団体ってのはおかしな連中だ・・・』みたいになるのかと思いきや『ゴジラを殺せ!』でしたよね?
政府が世論の影響を受されるのは近代国家の宿命 © 2016 TOHO CO.,LTD. |
実際に『ゴジラを殺せ!』というデモがあり得るかは別として、近代国家が武力行使をするにあたり世論が反対する中で行う事はむしろ少ない訳で、太平洋戦争の日米開戦だって当時世論の大勢は主戦派だったといいますよね。
武力行使で被害が広がる懸念をもつ総理大臣の後押しとして『ゴジラを殺せ!の世論』があった。そういう意味でも理にかなったデモの演出だったと思いますし、愛国映画というよりも『ゴジラが現れた日本』をシミュレーションすることに重点を置いた内容になっていたんじゃないでしょうか。
ゴジラという虚構的な存在がもし東京に出現した場合、現実の日本がどう対応するのかという、一種の思考実験が作品の軸となっており、およそそれ以外の恋愛や家族などの描写は潔く排除されているのだ。テンポよく短いカットで、対ゴジラに関する描写だけで進行していく本作の構成は小気味が良く見事である。
『シン・ゴジラ』は日本の何を破壊する? 庵野秀明監督が復活させた“おそろしい”ゴジラ像 - 小野寺系 Real Sound より
小野寺系氏のレビューのように『恋愛や家族』によるドラマ性に頼らない構成がハードSF的な楽しさを醸し出していると感じました。
豪華すぎる俳優陣!
もう一つびっくりした事。主役級の大物俳優が信じられないほど贅沢に『これでもか!』と大量投入されてて本当におどろきましたね。気分的にはB級作品を見に来たつもりだったので、大変失礼ながら『え?なにこれ、こんな力入れてる作品だったの?』と気がつきました(笑)
長谷川博己、竹野内豊、石原さとみなど328名の豪華キャストが集結したことでも話題を呼んでいる本作だが(中略)「本来なら大御所の方も手厚く迎えなければいけないが、そんなことをしていられず、長机を用意して自由に座ってくださいという感じでした」と苦笑いを浮かべる。
『シン・ゴジラ』ベテラン俳優が大慌て!樋口真嗣が明かす阿鼻叫喚の裏話! - シネマトゥデイ より
最近TV番組に疎くて、事前のプロモーションとか全然知らなかったのですが、よく考えたらゴジラは東宝の看板作品みたいなものですからね。シネマトゥデイのインタビュー記事読んでその凄さを改めて感じました。
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庵野秀明と樋口真嗣のタッグ
しかし、これだけの作品を庵野さんと樋口さんのタッグでやらせた決断もすごいですね。庵野さんには感心するばかりだけど、思い切って彼に任せた人たちもすごいなぁと感心しました
たぶん「シン・ゴジラ」を見た人で、過去の庵野秀明作品、樋口真嗣作品の両方を知っている人は、「シン・ゴジラ」は、庵野秀明と樋口真嗣、どちらかが欠けても絶対に成立しなかった映画であることは誰も疑わないだろう。
『いつの間にか、みんなゴジラが嫌いになっていた』 - shi3zの長文日記 より
愛すべき扇動者であり、天才プログラマー社長のshi3zこと清水亮 氏。彼は樋口真嗣氏が監督した『実写版 進撃の巨人』を絶賛していたけど、今回のシン・ゴジラもやっぱり絶賛していましたね!
私も『実写版 進撃の巨人』には好意的だったので、今回の清水氏のレビューには同感です。そして同じく同感だったのが予告編についての指摘。
そして惜しいことに、ネタバレを避けるため、予告編ではこの見事さ、面白さが微妙にうまく表現されていない。(中略)残念ながら本編はこの予告編の1000倍は面白い。本編の面白さを上手く伝えられていないのは非常に残念だ。
『いつの間にか、みんなゴジラが嫌いになっていた』 - shi3zの長文日記 より
ピンとこなかった予告編
いくら絶賛の声を聞いてもイマイチ信じられなかったのは、やっぱり予告編がピンとこなかったせいかなぁ。この予告編は良かったという人もいるけど、自分はこれで本編を見たいとは思わなかったんですよね。正直これまでのゴジラ映画のイメージと同じかなぁと感じてました。
『シン・ゴジラ』予告2
東宝MOVIEチャンネル(公式配信)
ここで注目したのは『もしかして狙ってたのかな?』という意見。
そうだったのか、やはり、そうだったのか、と思いました。 僕が立てた2つ目の「ある仮定」とは、庵野秀明氏があえて面白くないトレーラーを作らせたのではないか、ということでした。つまり、マーケティング戦略として、あえて、前評判を悪くしたのではないかと思ったのです。
『庵野秀明総監督の『シン・ゴジラ』を見てマーケティングが完全に変わると怖くなった』 - 《天狼院通信》
この意見は賛否あるけど、自分としてはあるかもしれないなぁ・・・って思ったんですよね。なにしろ、実際自分は思いっきり引っかかってますからね(笑)
奥さんも高評価
一緒に見に行った奥さんは、もちろん特撮好きじゃありませんしSFもあんまりという人ですが相当面白かったようです。そういう点では女性でも楽しめる作品かもしれません。ただ私と違う感想だったのは『ゴジラが怖い!』という点でしたね。
『シン・ゴジラ』を観て最初の印象。それは「ゴジラ、怖い……」だったのよね。制作陣の意図として「最初のゴジラに立ち返る」というものがあったらしいと後で聞いて、とても納得。圧倒的な理不尽さをもって、普段の生活が、日常が破壊される恐怖。それがあった。
『虚構と現実は逆転する――『シン・ゴジラ』感想 』- 日々の音色とことば より
この辺は性別の違いかどうかはわかりませんが、上記のブロガーさんと同じようなイメージのようです。私なんかはゴジラの方に感情移入したりして『薙ぎ払え〜!』って感じだったかも(笑)
これは同感・・・(笑)ゴジラが覚醒するクライマックスの1分ほどがおそろしく美しい映像だからです。まさに巨神兵+エヴァ。個人的には、あのまま東京を燃やし尽くしてほしかった。 https://t.co/trzpJ19vA3— 東浩紀 弱つなクリュセ文庫発売 (@hazuma) 2016年8月2日
ポスト『セカイ系』なのか・・・
東浩紀 氏といえばもう一つ『なるほど!』と思ったのがこの発言。
じつは同じ樋口真嗣監督の映画版『日本沈没』(2006)では、今回のゴジラと対照的に、官邸や政治家の対応は一切なく、人間ドラマ「しか」ないんですね。いわばセカイ系日本沈没なんだけど、両者の違いにこの10年の日本の変化が現れてます。 https://t.co/haoXveNqQd— 東浩紀 弱つなクリュセ文庫発売 (@hazuma) 2016年8月2日
セカイ系の代表的な作品といわれる『エヴァンゲリオン』の庵野さんが、ある意味セカイ系を排したような作品を樋口氏と作り上げたのは、確かに日本の世相の変化を表したものかもしれないなぁ・・・と思うと感慨深いですね。
パトレイバー以来の関東舞台の傑作
最後に余談になりますが、特撮ファンでもゴジラファンでもない(さらに言えば庵野ファンってわけでもない)自分がこの作品を見たとき感じたのは、関東を舞台にしたSF作品として『機動警察パトレイバー the Movie1・2』を超える作品を、まさか特撮実写作品で見ることになるとは思わなかった!という感慨でした。
正直、シン・ゴジラのいろんなオマージュや引用は分からない所が多いのですが、同じような興奮・ワクワク感を感じたのが押井守 監督の『機動警察パトレイバー the Movie』だったんですよね。
これだけの話題作となったシン・ゴジラですから、自分が勧めるまでもなく、みんな見に行くと思いますが、劇場版パトレイバーが好きだった人には絶対見逃してほしくないなぁ・・・って感じる作品でした!
追記
記事をアップした後に気づきましたが、またスゴイ感想が発表されてました・・・。
「わたしは好きにした、君たちも好きにしろ」という台詞もとても嬉しかった。特に「君も好きにしろ」ではないところが嬉しかった。大事なことは怪獣映画を観られること、作れることで、それを一人のものとされたくはないのだ。
シン・ゴジラ:感想(約1万5000字:未鑑賞者の閲覧を禁ず) - 六月の開発局
自分が正しく理解できているかは分かりませんがこの部分にシビレました!映画を見た後に改めてこのセリフを読むと確かに違う意味にも感じますね。それにしても全編にわたって凄まじく読ませる感想・・・恐ろしや。
映画『シン・ゴジラ』公式サイト
http://www.shin-godzilla.jp/index.html
エヴァンゲリオン「だから、みんな死ねばいいのに」
返信削除もののけ姫「生きろ」
シン・ゴジラ「わたしは好きにした、君たちも好きにしろ」
コメントありがとうございます。それぞれ通底するもがありますね。
削除初代ゴジラをリスペクトしてるってはなしだけど、
返信削除初代ゴジラってそんなに良かったか?
割合で言ったら子供のヒーローゴジラの期間の方が
圧倒的に長かったわけだし、木枯らし紋次郎の真似して
爪楊枝くわえてみたり、おどけてシェーをしてみたり、
愛嬌のあるゴジラのほうが真のゴジラって言えると思うんだがなあ。
そういうのを包括した上での人気だったわけだろうよ?
海外に認知されて人気者のゴジラもそっちなんじゃないかなあ。
コメントありがとうございます。
削除確かに私も世代的には、ゴジラといえば『怖い』というより『人類の味方』っぽい位置づけでしたし、キャラクターとしてのゴジラのイメージの方が強いですね。
初代は圧倒的破壊者としての恐怖感が強かったらしいので、それを現代に再現したという意味では成功しているのかもしれませんね。愛嬌のあるゴジラ世代である私にとっては逆に新鮮に感じますね。まあ初代もちゃんと見たことないんですけど。
アニメディアで「シン・ゴジラ見るべき」という投稿を見てシン・ゴジラ見ました。ゴジラに対応する政府が手続きなしでは対処できない日本政府の揶揄に見えました。初期のゴジラ世代の父はCGがすごすぎたのを不気味がってました。最後のシーンは次回への伏線だと思います。本作は特撮の傑作だといっても過言でない。あと石原さとみ可愛かった。
返信削除コメントありがとうございます。お父様もご覧になったんですね。ウチの父にも『見たほうが良い』って言ったのですが結局見なかったようで・・・全く!って思ってました。是非見て欲しい作品ですよね。
削除特撮とCGがハイレベルに混ざり合って荒唐無稽さを感じさせないゴジラに本当に驚きましたね。政府の描き方も皮肉を込めながらもリアリティを損なわないのがすごかったですね。映像のみならず脚本の両方で見せるという点でも特撮映画の傑作だったと思いますね。
返信ありがとうございます。今紅白ではシン・ゴジラとコラボやってますけどね(笑)
削除こちらこそどうもです。私も紅白見てました。こちらのゴジラはかなりゆるーい感じでしたね(笑)
削除シン・ゴジラは今USJでも展開されていますね。ちなみにゴジラ好きの俳優佐野史郎さんは本作にオファーがないのを「鶴瓶の家族に乾杯で残念がっていました。」仮面ライダーエグゼイドの冬の映画には出演したんですが・・・
削除坂戸孝允(真)さんコメントありがとうございます。佐野史郎さんってすごいゴジラファンなんですね。初めて知りました。官僚の役柄とか似合いそうだけど、ちょうどいい役はなかったかもしれませんね。
削除katoさん、こんにちわ!先日のお返事ありがとうございました。
返信削除『シン・ゴジラ』の感想を拝見しました。私は、「パトレーバー」「エヴァンゲリオン」をまったく知りません。庵野さんが何らかの形で製作に参加した作品は、『ナウシカ』の巨神兵と『ふしぎの海のナディア』しか見てません。何よりも『ゴジラ』については、ただの子供の頃の一ファンに戻って見ています(笑)。なので、自分と違う感想や考察される方々の意見を聞くことが、とても好きです。世間にはいろいろな考えがあるから、面白いのだなと思います。今現在に登場したゴジラは、『どのような存在』なのかと、参考になります。
昨日『シン・ゴジラ』4DX上映を見てきました。平成VSシリーズの設定「ゴジラ細胞」を発展させた、ゴジラ体内に未知の元素の存在、それを奪取したい大国の思惑、その裏側で繰り広げられる各国との駆け引き、日米関係の現状のはっきりした姿が垣間見られたり、日本政府内でも主導権を握る攻防があったり、ゴジラが登場し暴れるシーンの他にも、物語を盛り上げて、けん引していく要素がいっぱいでした。また、牧博士の妻、カヨコ・アン・アンダースンの祖母のエピソードから、反核のメッセージを、全世界規模の環境破壊として核のゴミの不法投棄も描かれています。
本当に『良くできた怪獣映画』です。私個人的に申しますと、映画『風の谷のナウシカ』を思い起こさせるような、娯楽性と社会性の両方が目いっぱいのおもしろい映画です。そして話の内容が重なるところが多くみられるので、デフォルメして表現するとこの映画は、『庵野秀明版・風の谷のナウシカ』もしくは、『風の谷のナウシカ』(1984年)のリメイク版と私は言いたいです。
大杉漣さんが演じた大河内首相は、突発的災害・事件に慌てふためくが、周りの人たちの進言でさらに動揺し、みんなから悪く思われたくない気持ちが働き、結論を先送りするか、またはしぶしぶ決断し、運悪く裏目にでてしまう様子が、実にうまかったと思いました。現在の日本を象徴するようです。(なんだか、自分のことを言われているようで...苦笑)
綺羅星のごとく登場する役者さんの中で、私がいいなあと思った人は、里見首相臨時代理を演じた、平泉成さんです(笑)。緊急避難的に日本のリーダーにされながらも、後々のことを考えて策を講じ、最後、自分の好きにして、粘り腰で米国の無茶に一矢(いっし)を報いる。そして責任は全部自分が負う、潔さ。タヌキおやじ振りが、いいですね。「ハスッキー気味な、あのぼやき」は、味がありますね。
もう一人、言わせてください。自衛隊の財前統合幕僚長役の國村準さんです。防衛大臣や主人公の傍らに、いつもいて、「大丈夫ですよ」と雰囲気を作り方だしています。速いテンポ、慌ただしく流れる話の中で、安心感を与えてくれます。素敵です!映画やテレビドラマで、國村さんのやさしい笑顔を見る時、私は、ほっとします。
平泉さんや國村さんが演じた人物が、もし現実にいたら、世の中も、日本も捨てたものじゃないと思いましたよ。
長文になり、失礼しました。ありがとうございました。
P.S.『ご注文はうさぎですか?』は今週の金曜日に見に行きます。日常系アニメといえば、先日、埼玉県飯能市を舞台にした『ヤマノススメ おもいでプレゼント』(OVAの発売記念イベント)の劇場公開を見てきました。
Hidebow-Rainbo-Frawbow さん、コメントありがとうございます!
削除ちょうどTV放送もありましたが4DX版をご覧になったんですね。『ナウシカ』のリメイク説は面白いですね。気づきませんでしたが、確かにそう言われれば共通点がありますね。(ナディアも有名ですよね。友人がハマってましたが、自分はあの時期ちょうどアニメから遠ざかってました)
平泉成さんの役柄は自分もすごく好きです。最初はボンクラ的なお笑い役に見えて、実はじわじわと力量が分かる・・・って良いですよね。まさに『粘り腰』という感じの演技が素晴らしかったです。
國村準さんの笑顔がホッとするって本当ですね。あんな人たちが実際の日本の重鎮にいてくれたらなぁって。そういう意味でも『日本人の夢』を映画にしてくれたのかなぁって思いますね。まさに社会派の娯楽作品として日本人が一番楽しめるように作られている気がします。
『ヤマノススメ おもいでプレゼント』ご覧になったんですね。羨ましい!今回は上映館が遠くて・・・見れてません。『ごちうさ』も良かったですよ。感想を投稿したので鑑賞後に良かったらご覧ください。