鑑賞後の後味がとっても良くて気持ち良く映画館を後にできる作品でしたね。後半はかなり笑ってしまって、なかなか幸せな気分にさせてもらいました。
「きんいろモザイク Pretty Days」CM(上映中)
KADOKAWAanime (公式配信)
©原悠衣・芳文社/きんいろモザイク Pretty Days製作委員会
映画と言っても新作スペシャルエピソードと題した49分の中編で値段も一律1,200円。ちょっと別用があったついでにサクッと見られる気軽さでした。
※以下軽いネタバレありのレビューですので未見の方はご注意ください。
意外と万人向けのエピソード・ゼロ?
きんモザの映画と聞いてどんな話にするつもりだろう・・・と思っていましたが、公開前の特報を見るとしっとりした雰囲気で、おお!なんか映画っぽい・・・と思ったんですけどね。
大宮 忍(右)をメインにした話かと思いきや 小路 綾(左)に焦点を当てたストーリー ©原悠衣・芳文社/きんいろモザイク Pretty Days製作委員会 特報/CMより画像引用 (当ブログの画像引用について) |
特報ではしのちゃんに何か起こるのかな・・・って雰囲気でしたよね。でも公式サイトみると完全にお祭りな感じでちょっと内容が想像つきませんでした。
蓋を開けてみればTVシリーズの続編というよりも『エピソード・ゼロ』的な物語で、TV版本編に詳しくない人でも全然OKな感じでしたね。日常系とはいえストーリーもしっかりあって、むしろTVシリーズよりわかりやすいくらいで万人向けになってた気がします。
現在休業中の種田梨沙さんが出演という事で注目してましたが、小路 綾ちゃん視点のエピソードとはいえほとんど主役級の出演でびっくりしましたね。
エンディングが無茶苦茶よかった
中盤までのちょっとしっとりした回想エピソードから、エンディングにかけてのコメディー連打でグッグッと盛り上げてくる感じが、短時間のTVではできないすごくいい構成でした。
綾ちゃんの衣装は最高に可愛かった 赤面シーンもたくさんあるしお芝居シーンも素晴らしい ©原悠衣・芳文社/きんいろモザイク Pretty Days製作委員会 |
プレゼントシーンとか演劇シーンはおもわず体震わせて笑ってしまったのですけど・・・両隣の人はあまり笑ってなかったのでアレッ?って感じでしたけど、個人的にはかなりツボにはまりました。
かなり笑ってしまいました・・・ ©原悠衣・芳文社/きんいろモザイク Pretty Days製作委員会 |
そこで盛り上がったまま突入するエンディングが最高でしたね。ED曲の『Starring!!』がすっごく気持ちの良い曲で、本当にもっと続いて欲しい・・・って感じでした。曲中にエピローグ挟み込んでくる演出もすごく良かったなぁ。
amazon MP3 (試聴あり)
日常系アニメへの偏見
正直言うと、日常系アニメは結構苦手なジャンルだったりするんですけどね。日常系って言ってもいろんな種類があってひとくくりにはできない訳ですけど。
特に萌え度の高い日常系っていうのは良い歳して見るのはちょっと抵抗があるわけで、食わず嫌いで見てない作品もまだ多いのですけどね。ようやく最近は偏見もなくなってきて素直な気持ちで見る事ができるようになりました。
見た中で好きだったのは『ゆゆ式』や『恋愛ラボ』ですかね。(恋愛ラボはラブコメかな?)個人的に日常系で合う合わないのポイントの一つは笑いどころが合うかどうかってのがありますね。
コメディ要素が強い日常系が好みかも(画像/amazon)
この二つは笑いどころもツボにはまってましたね。でも萌えって意味では実はそれほどでもなくて日常系コメディー作品として見てたのかな。
ちなみに入れなかった作品は『みなみけ』かな。4期しか見てないけど、びっくりするくらい理解できませんでしたね。1期から見れば違うんだろうか・・・。
日常すぎると入れなかったり・・・
萌えという点では『ご注文はうさぎですか?』ですかね。キャラやOPはすごく好きなんですけど、肝心の本編は日常すぎてあまり入れなかったんですよね・・・本編あまり見ないけど好きって感じ。
ごちうさはストーリーには入れなかったけど萌えという点では好きな作品
(画像/amazon)
その点『きんいろモザイク』は独特のコメディ感があって『ごちうさ』よりは入れる感じでした。とはいえ眠くなっちゃう回もあってファンかと言われると・・・怪しいのですが、なんといってもキャラの魅力は抜群ですよね。
今回の『きんいろモザイク Pretty Days』は自分のような純粋な日常系がちょっと苦手な人にも入りやすいストーリー展開でよかったです。
日常系萌えアニメの魅力とは
今となっては『萌えアニメ』って言葉自体がちょっと死語っぽくなってますけど、日常系アニメにおける萌えってある意味『キモ』というか、そこを楽しむための作品ですよね。
萌え要素ってのは今やジャンルを超えて広くあるわけですけど、その他のいろんな要素を取り払い、濁りを沈殿させて、透き通ったきれ〜な上澄みだけをすくって鑑賞するような、純粋な『萌え』を楽しむのが日常系作品じゃないか、というのが自分の認識なんですよね。
ある意味で、アニメ界における粋人というか数寄者向けの作品ですよね。一見子供向けのようでありながら、実は大人のファンに向けた作品なので、見慣れない人には『日曜の朝にやっている子供向けアニメ』とどう違うのかわからないですよね。
子供向けアニメが『未来ある幼い子供達に夢と希望を与える作品』だとすれば、大人向け日常アニメは『厳しい現実を生きる大人たちに癒しと生きる望みを与える作品』。
自分へのご褒美に甘いお菓子を食べるように、甘くて楽しい夢の時間を与えてくれるフィクションな訳です。
日常系萌えアニメはアニメファンにとって甘いファンタジー ©原悠衣・芳文社/きんいろモザイク Pretty Days製作委員会 |
きんモザ難民やごちうさ難民なんて言葉もあったように、厳しい現実を前にこれらの作品を必要とする人々が大勢いるわけですよね。だから日常系作品は現実を乗り越えるための究極のファンタジー。
非現実的だと批判するのは野暮なわけで『あんな女子高生はいない』なんてのは『ミッキーマウスはいない』と言っているのと同じくらいナンセンスなわけですよね。
そういう意味では『きんいろモザイク』は日常系萌えアニメとしてはまさに、保守本流の系譜を受け継ぐ作品なのかもしれません。
幸せな気分で帰れる作品
凄まじい名作が目白押しの2016年のアニメ映画界。本作はたしかに号泣もしないし考えさせる事もない、毒や痛みを抜いた、悪い人は誰一人いないフワフワした作品です。
でもこんな、ただただ(一部の人を)幸せな気分にしてくれるだけの作品が映画館で流れているような世の中は嫌いじゃないな・・・と思うんですよね。
まあ細かい事を言えば気になる所もなくはないけど、『きんいろモザイク Pretty Days』は秋の休日を鼻歌歌いながら映画館を後にしたくなるような素敵な作品に仕上がっていたと思います!
監督:天衝/副監督:名和宗則
脚本:高橋龍也
キャラクターデザイン・総作画監督:植田和幸
色彩設計:歌川律子・木村聡子
プロデュース:ジェンコ/アニメーション制作:Studio五組
公式サイト:http://www.kinmosa.com
何故ですかね!気が合いますね!私も今日見に行ってきましたよ!毎度匿名です!友人と帰ってから感想とか調べるの嫌だなー批判とかされてそう、でも見たい気もするなーって会話をしてたんですけど結局こんなふうに調べちゃいました!(笑)一番最初に見た感想があなたで本当に良かったです!きんいろモザイクは原作も全巻買ってしまうほど大好きで、半年前から願っていた夢が遂に!という感じでした!まんがタイムに興味を持ったのはきんいろモザイクからなんですよ!おかげで今や私は立派な難民ですね!(笑)前半の忍ちゃん達の中学時代の話も、「この忍ちゃん達がいて今の関係があそこまで深いものになってる」と思うんです!ハロウ、ハロワー、ハロリストは爆笑しましたし頑張って悩んだ末に決断を下せた綾ちゃんの成長も見れて、綾ちゃんが水連女学院に受かって泣いている陽子ちゃんと忍ちゃんに感動して大満足です!原悠衣さんの作品でわかば*ガールといのがあるのですがそこで水連女学院という学校が出てきているのでこういう小ネタをはさんでくるのは嬉しかったですね!今ではカレンちゃんとアリスちゃんと忍ちゃんとなりがちですが、この3人も辛い日々を乗り越えたかげがえのない友達なんだと分かりました!原作には無いエピソードだったのでとても新鮮でした。知っていたのに演劇と友情のプレゼントも爆笑しました!カレンちゃんが悲しむ声が凄く迫真で唸っちゃいました。さすが声優さんも力が入っている!忙しい毎日を暮らしている私たちを完璧に癒してくれました!あなたが言っていることはパンフレットに書かれていることと殆ど同じなんです。ここまで製作者側の意図を汲んで分かってくれている視聴者がいるとは製作者側も感無量ですね。パンフレットを見ると三期も視野に入れてるっぽいので楽しみです!いや、大丈夫です!私達が信じる限り!問題なんか何もないよ♪ですよ!今日という日はもう終わりを告げますがきんいろモザイクは私にとって永遠です!作画もさることながら声優さんがいい仕事しすぎなんですよね。あなたや私を癒してくれたきんいろモザイクに感謝しまくって寝ます!
返信削除P.S.ごちうさもいいですよ!アニメより原作をオススメします。絵が「芸術作品ですか!?」というほど綺麗です。強制はしません!
See you next time♪
匿名さん、コメントありがとうございます!
返信削除コアなファンの方に共感していただけて本当に嬉しいです。『ハロウ、ハロワー、ハロリスト』は自分も笑いました。唐突なギャグだったので自分が聞き間違えたのかと思ってしまいましたが(笑)
ギャグシーンも原作にあるものがあったんですね。ちょっと笑いが少ないと思ったのですが、初日だから原作読み込んでるファンが多いからだったのかもしれませんね。ちょっとホッとしました。一人で笑いをこらえて肩を震わせていたので・・・。
パンフレットは買ってなかったのですが、製作者さんの意図通り楽しめたようで嬉しいですね。最初はうまく楽しめるか心配でしたが終わってみると想像以上に良い気分になれました。
ごちうさ原作のおすすめありがとうございます。4コマ系の作品は敬遠してましたが、そろそろ耐性ついてきたので大丈夫かもしれません。チャレンジしてみたいです。
読んでいただきありがとうございました!
初めまして。きんモザの映画、本日見に行ってきました。個人的には大変面白く、すごくハッピーな気持ちにさせてくれる映画だなと思いました。感想を探して批判されてたらどうしようかと思いましたが、同じように幸せな気持ちになってくださる方がいて嬉しいです。元々4コママンガも日常系も大好きで、ごちうさもみなみけも抵抗なく見ていました。いい歳した男性なのでもう若くもないけど、それを気にしない重度のオタクですwwwというか、元々日常系が好きなのと、4コママンガが好きです。ストーリー物より手軽で読みやすいし、起承転結がハッキリしているのがいいです。あと、可愛い物好きなところがあり、きんモザは原作全巻買って一発でハマりました。
返信削除で、今回の映画ですが紹介されている通り、綾ちゃんが主人公で原作でも出た話を含めつつ、掘り下げとオリジナル要素を突っ込んだ感じでした。仰る通り、万人向けです。きんモザをあまり知らなくても楽しめる工夫がされています。素直にゆっくり見れて、笑いもあって楽しかったです。陽子の弟たちの棒読みとかは特に。最後、各々が楽しむシーンはとても感動ものでした。ブルーレイ欲しい!
これは本当に個人的ですが、アリスが主役の不思議の国のアリスとか劇でやって欲しかったかな…と思いました。アリスとカレンが少々出番少ないような気もしました。45分の上映なら残り15分くらい使って彼女たちのスピンオフとかあってもよかった気も。
なんだか久しぶりにほっこりできる映画でした。ではでは、長文失礼致しました。
六恩治小夜子さん、コメントありがとうございます!
削除自分は4コマ系とか逆に敬遠しちゃってたので、この作品を入り口に(あと、六恩治さんはじめコメントくれた方の話を聞いて)4コマ系のコミックに興味が湧いてきました。
せっかくだから見てみるかぁ・・・くらいのノリだったのですが、よく考えたら初日に観に行くのはガチ系のファンが多いわけでちょっとアウェイでしたね。TVシリーズの日常色が薄まったことで本当に抵抗が少なくて、慣れたせいもあるけど、こんなに楽しめるとは思っていませんでした。
旧来ファンも新参ファンも同時に支持される作品ってのはなかなか難しいですが成功している感じですね。不思議の国のアリスの案は面白いですね、確かに見たくなります。なんか色々面白くなりそう・・・アリスとカレンは確かに少なかったです存在感はかなり強かったです(笑)BDの特典にスピンオフがあったら面白いですね。
こちらこそ読んでいただきありがとうございました!
僕も最初に見た感想があなたの感想でよかったです!!共感できるとこもたくさんあって、ああやっぱり「萌え」っていいな。幸せになれると改めて思えました!きんモザはアニメも何回も見て、今回の映画がすごく楽しみで、どんな話なのかと気になっていたものですが、この感想サイトの方と同じ感想を抱きました。書くと長くなるので、書けません!でも、書きたい!書きたい!この気持ちを共有したい!デース!!!!!すごく不思議なまでに心が温まりました
返信削除匿名さん、コメントありがとうございます。なぜかスパム判定されていたようで気づくのが遅れました。ホントごめんなさい!
削除幸せな気分がすっごく伝わって来るコメントですね。共感していだだけてすごく嬉しいです。自分も映画見てTV版をちゃんと見返したくなりました。
読んでいただきありがとうございました!
きんモザ劇場版のCMを見て行きたい…でも地元はしないと思ってたら今日から放映されると知り初日の1番最初の放映時間に行きました。第1期からテレビ放送は全話録画しているほどお気に入りの作品です。テレビ放送が終わってしばらく経ち久しぶりに癒されました。一番よかったのは綾が第1志望の学校を断って忍と陽子と同じ学校を選んだ所です。キャラクター全員魅力ありますが、自分は綾がイチオシなので観に行けてよかったと思います。第3期熱望したいのですが、種田梨紗さんが復帰してキャスト全員そろってからでもいいと思います。また1話から見たくなりました。
返信削除あややさんコメントありがとうございます!
削除初めは少なかった上映館がどんどん増えてるんですね。予想以上の人気なんでしょうか。鑑賞できる人が増えるのは嬉しいですね。
綾が入学式で再会する所はよかったですね。もちろん結末はわかっているわけですけど、自分もおもわず笑顔になりました。自分は原作未読のせいもあって、こんなに綾ちゃん中心のエピソードになるとは思ってなくてびっくりしました。
休業のこともあったので綾は控えめかなぁと・・・本当に無事復帰してほしいですね。私も3期を見られるといいなと心から願ってます。
感想読んでいただきありがとうございました!
katoさん、こんにちは!先日のお返事ありがとうございました。
返信削除本当にコロナ禍が終息するのか、見通しがたちませんね。長期間に及ぶかもしれません。私はまだ1年半から2年はかかると「腹を括り」ました。大変は大変ですが、まあ!これが私の取り越し苦労で済めば、お安いな、気が楽だなと思います(笑)
さて、『きんいろモザイク』へは、初コメントです。もう4年前なんですね。最近、有料動画配信サービスで、1期、2期、劇場版まで見直しました。こんな時期だからこそ、ほっとした気持ちになれるアニメです。
1期の第一話前半のほとんどを使い、忍のホームステイのお話です。4コマ漫画らしかなぬ、映画の導入部のように、美しい描き方をしていたことに気づき、感動的になりました。昨日、おもわず、リユース品のBlu-rayを全巻(TVシリーズ)そろえてしまいました(笑)
TVシリーズを観てからの劇場版は、感慨深いです!綾ちゃんが、忍ちゃん、陽子ちゃんと「中学生からの幼なじみ」であることを気にしてましたね。高校進学は別々になってしまうのでは...の辺りは、ドキドキしながら観てました。
この3人がどうやって、知り合い、さらに友情を深めていったのか?それに答えてくれたエピソードでした(笑)
ちなみに、『きんいろモザイク』(1期)は2013年(7~9月)放送でした。実は、この年、綾役の種田さんの代表作(主役級の役)がほかに3本放送されました。『ゆゆ式』(4~6月)、『境界の彼方』(10~12月)、『ストライク・ザ・ブラッド』(10月~翌年3月)です。ほぼ毎期、声を聴かなかった月がありませんでした。種田さんブレイクの年でもあったのです。
この映画公開は綾ちゃん役の種田さんが休業に入って間もない時期だったと、記憶してます。ですから『きんいろモザイク Pretty Days』は、休業前の種田さんの集大成と言っても、いいんじゃないかと、私は思います。
劇場版は、綾ちゃんにスポットが当たっていたので、私は良かったと思います。より感慨深く私の記憶にとどまってました。
長くなりそうな「Stay Home」には、日常系アニメですね!ほんわか愉快に癒されてくださいね。できたら、「まんがタイムきらら」作品だと、とても嬉しいです!
それでは、また遊びに来ます。ありがとうございました。
Hidebow-Rainbo-Frawbow さん。コメントありがとうございます!
削除コロナ禍の影響は人それぞれですが文化的にも影響与えるかもしれませんね。これから徐々に変化していくのかもしれません。いいか悪いかは別として失われるものもあると覚悟しなくちゃいけないのかもしれないですね。
『きんいろモザイク』1期は2013年だったんですね。まだその頃は深夜アニメを見はじめて間もないので、貪欲に見ていこうという気持ちがあった反面、このタイプの日常系作品にはまだ慣れてなかったなと思います。
今になって改めて見た方がずっと楽しめるかもしれないですね。もともと自分はTV版ではピンとこなくても劇場版で火が付くというパターンが多いのですが。そういう意味でも
『Pretty Days』はいいタイミングだったなぁと思います。
種田さんは『境界の彼方』に思い入れがあったこともあって、自分には珍しく名前を知っている声優さんの一人でした。だから休業の報を聞いた時はショックがありましたね。復帰してくれて本当にホッとしたことを思い出します。
自分も「Stay Home」になってからはDアニメに加入したりして古い作品も見はじめました。過去の傑作を見てると今の新作を見る時間がなかったりとかジレンマを感じます(笑)映画館も再開が始まりましたが通常モードになるのは先になりそうです。ぜひお体に気をつけて乗り切りましょう!
katoさん、こんにちわ!暑い日が続きますがいかがお過ごしですか?
返信削除ご家族の方の入院で、ご心配など、大変だとは思いますが、適度に息抜きをしてください。アニメを見たり、映画館へ出かけるのは良い気分転換になるでしょうね。私も以前に父の入院時に経験しているので。
私は、まだ映画館に出かける気が起こりません。もう二度と行くことが叶わないかも知れない(笑)とも考えています。こんなことは、子供のころから映画館通いを続けている者としては、寂しい気持ちと、断腸の思いさえあります。
自分で気を付けていても、ほかのお客さんの体調は見た目で分かりませんし、その人たちの最近の行動履歴なんて知るよしもありませんし。また、映画館の入り口で体温チェックが実施されないんでしょう?
過剰防衛かもしれません。でも、映画館大好きな私は、映画館からクラスター発生など、起きてほしくないからです。そのための忍耐なら惜しみません。
ですから、「Fate/stay night〔Heaven’Feel〕}第三章、「思い、思われ、ふり、ふられ」(アニメ版 と 実写版)、劇場版「鬼滅の刃」なども、有料動画配信開始 or Blu-ray・DVD発売まで、待つように決めました!(笑)
しかしながら。このコロナ禍での「巣ごもり生活」は悪いことばかりではありません。昔見たTVアニメ「ポリアンナ物語」の主人公みたいに「良かった探し」に」は事欠かないです。
自己を見つめなおし、考える時間が増えた。往年の名作アニメ・映画を見直すことができる。積読の本を読むことができる。
新作TVアニメを急いで見る必要がなくなった(自分のペースで見る。消耗品や生ものではないので(笑)、気持ちが整ってから見る = 今期「彼女、お借りします」は連載開始から購読していますので、楽しみです。もう少ししたら見ようかな)。
以前から大好きだったTVアニメシリーズのBlu-rayを全巻揃える(「SHIROBAKO」「冴えカノ」「ストブラ「きんモザ」など)
何より、各有料動画配信サービスでは、「宝塚歌劇団の舞台中継」や「大御所ミュージシャンの無観客LIVE」を生配信をしてくださってます。ホール公演の料金より安価で、楽しむことが可能になりました。宝塚、サザンオールスターズ、さだまさしさんなどのLIVEはプラチナチケットで「入手困難」のうえ、会場までの長距離の移動が必要になるので、地方に住む者には、大変ありがたいです。もしかすると、ネットの一番の利点は、距離の格差を解消することではと思います。
さらに、来る10月3日には、この夏延期になった(「私の大好きな)TVアニメ「マクロスΔ」のLIVEツアーの代わりになる公演「無観客ライブ」の有料動画配信されます。リアル・ワルキューレが自宅で、楽しめるなんて、思いもよらないです。最初からチケットをあきらめていた公演なので、嬉しさ何十倍です。
アニソン関連のライブは、前述の理由と(コロナ禍以前から考えていたのですが)観客同士の密集が気になり、参加したことがありません。映画館のライブビューイングか、Blu-ray化されたもので、楽しむ程度でした。それでも、ライブ会場の熱気はひしひしと伝わります。もうあのような熱いライブが開催されることが、再びあるのでしょうかね?
さて、前置きが長くなって、ごめんなさい。もう、ご存知かもしれませんが、
「きんいろモザイク」の雑誌連載が、今年3月に完結しました。そして
劇場版の新作アニメが製作発表されました。来年くらいの予定です。
楽しみですね!
(「以下、外部リンクです)
●『きんいろモザイク』劇場版が制作決定! 2010年に連載開始した原作は、ついに最終回を迎える(animate Times 2020年3月19日)
https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1584544117
それから、私事のお知らせですが、アニメ鑑賞の記録メモのために、ブログを開設しました。まだテスト運用です。実際には、この3倍はアニメを観ています(笑)。
気が向いたら、いらしてくださいね。それでは失礼いたします。
時節柄どうかご自愛ください。
◎ 本日、わたしが観賞したアニメについての記録
https://hidebowrainbofrawbow.blogspot.com/
Hidebow-Rainbo-Frawbow さん、コメントありがとうございます。
削除まったく今年はコロナに加えて家族の入院など大変なことが続いて参りました。そうは言っても母の入院中に映画行ったり、なかなか親不孝なところもありますが(笑)自分が我慢したところで何か改善するものでもないですからね。意欲があるのは良いことと前向きに考えています。
新作映画が少ないということもありますが、自分も旧作を見る機会が増えましたね。NHKで放映している未来少年コナンは改めて見ると面白いですね。宮崎ワールドの凝縮という感じです。銀英伝の旧作版も見ているのですが良いですね。Fate/stay nightもTwitterで書いた通り面白いですね。時代の雰囲気を思い出します。最近のゲーム連動アニメはどうも乗れないのですが、このころのゲーム原作作品ってのはほんと濃いですね。
旧作ばかり見るのも後ろ向きでどうかな?って心配もあるんですけどね。今期作品は見てはいるのですがどうもイマイチ乗れない感じで自分の感性が古くなってるのかな?と心配になったりして。でも レヴュースタァライトの映画を見たらハマれたので安心しました(笑)
「彼女、お借りします」の原作ファンなのですね?アニメはキャラが可愛くて見応えあるのですが、主人公の態度がストレスで(笑)ちょっと止まってしまっています。漫画だと自分のペースで進められるから良さそうですね。
映画館は何度か行きましたが、座席1、2個開けの予約になっていて、観客としてはすごく楽なのですが興行的には厳しいでしょうね。正直、いくつかの映画館は耐えられないのではないかと心配しています。郊外の映画館は平日や夜間はいつもガラガラですからあまり変わらないのかもしれませんが。
検温チェックは映画館によって違いますね。最近はサーモグラフィーによる自動検温が増えている気がします。夏休みなのでドラえもんで子供が多いですが、休みが終わればまた静かになると思います。映画館は会話もしないので現状のスカスカ状態なら許容範囲と考えていますが、できれば自家用車で行けるところが良いですね。電車は正直リスクを感じます。
「きんいろモザイク」も原作は追っていないのですが劇場版は楽しみにしています。こちらもどうなるか心配ですが。
新規ブログの開設もおめでとうございます!早速いくつか拝見しました。やっぱり記録はつけたくなりますよね。自分も最近トシのせいか見た作品の印象がすぐに薄れてしまって・・・自分も気を張らずに短くても記録を書いていきたいと思ってました。でもTwitterで書いて終わってしまうことも多いのですが。
Hidebow-Rainbo-Frawbowさんのブログを良いペースメーカーとして利用させてもらおうかな(笑)お互い楽しんでいきましょう!
このコメントは投稿者によって削除されました。
返信削除katoさん、お返事ありがとうございます。
返信削除ブログ開設の件、ありがとうございました。
アニメを観たときの記録は案外と後々役立ちます。人間の思考や感情は時間の経過と共にする変化します。5年前は「こんな事、思っていたんだ」「あの時はここに注目してたんだ!」と当時の記憶が芋づる式によみがえってくるのです。
それって、自分の宝物であり、未来の自分に発信したメッセージなのです。
現在、7~8月に観た旧作アニメの感想を下書きの形で or 頭の中で寝かしております。
お味噌やお醤油、ワイン、ウイスキーが一定の時間を経て発酵、熟成するように、人間の思考もおなじだと私は思います。その方が考えが上手く整うと思うのです。
即決即断は、仕事の時だけで良いのです!(笑)
アクセス数を狙ってませんから、自分のタイミングでUP出来るのが、嬉しいです。もちろん、書く内容も自分次第です。未来の自分のための記録ですからね(笑)
これから、雨後の筍の様に、記事がUPされると思いますので、時間があるときにでもお立ち寄りください。
「未来少年コナン」、なつかしいです。高校生の時、わくわくドキドキ、毎週欠かさずに観ました。子供が観ても理解できるアニメだったと思います。
「Fate/stay night」は、面白いですね。また観るのが辛く、気持ちが悪い感情も味わいました。でもセイバーの可愛らしさ、健気さ、士郎の不屈さ、凛とアーチャーの存在に支えられて見届けました。と言っても並行世界の「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ」との関係性をつい最近理解したばかりですが...。[Heaven’Feel]は、どんな結末を迎えるのかが、待ち遠しいです。
それから、言葉足らずですみません。私は「彼女、お借りします」の原作ファンなんです!本当にアニメはキャラが可愛くて見応えありますよね!原作本の表紙は、各巻ヒロインたちの姿ひとりずつが描かれています。表紙を表向きで飾ってもインテリアの一部になりそうです。
原作の漫画は自分のペースで読めるので助かります。主人公と千鶴、そして各々の祖母を巻き込んでのエピソードは、とても面白いです。主人公の祖母が千鶴を大層気に入ります。また主人公の祖母と千鶴の祖母との交流まで描かれて、この嘘はどう展開していくのかが、楽しみです。
主人公は優柔不断ですね。グズグズしてます。イラっとする人もいるのではないか思いますが、それって、心が優し過ぎるのの裏返しかもしれないと私は思います。上記の祖母たちの話を読んでいて、祖母の人柄から、孫の主人公はこんな性格じゃないかなと、直感的にそう思えるのです(笑)でも、優し過ぎはいけないですね!
レヴュースタァライトの劇場版、知りませんでした、教えてくださってありがとうございます。観たいです。
新作にイマイチ乗れない事について、アニメの作画、音響などの技術はこの5年でかなりの向上をしております。それでも、この5年でアニメの内容自体が革新的に変化を遂げたとは言えません。
取り扱う原作の中身(ジャンルなど)が多岐にわたり、目新しい物が目立ちます。それを十分に理解している人が少ない。製作側も、視聴者側も。絵はきれいだけど、物語が今一ってことがありますよね。
だから、ご自分が気に入ったアニメを探して、本数を気にせず、観るのが肝要かと思います。そして、気に入ったら、とことん付き合ってみるのもいいでしょうね。
katoさんくらい、たくさんアニメをご覧になっている方は、決して感性が鈍ることはないと思いますよ。また、旧作からも、学べることはたくさんあります、製作年度が古いから、時代遅れの内容か否かは不明です。この世の中には普遍性の事柄があります。時代沿って、解釈の発展はあれど、大事なことは変わらないのです。温故知新です(笑)
それでは失礼いたします。ありがとうございました。
確かに感想って見た直後のフレッシュなのも良いのですが、熟成させた方が形としてまとまってきますね。その変化みたいなものも面白かったりします。
削除昔の作品については、すでに高評価のものを見ているので新作と比べるのはフェアじゃないのですが、まだまだ未見の作品が多いので楽しみです。でも、放映当時は自分の方で受け入れる素地がなかったですからね。Fateなんかは当時みたとしてもちゃんと楽しめなかったと思います。そういう意味では、自分にとっては今が見るときなのかもしれませんね。過去作と新作、そして映画と全てを網羅するのは不可能なので、流されるままに手を出していく感じですが。
やっぱり私たちの世代は楽しめるアニメコンテンツが豊富ですからね。むしろ若い人よりずっと恵まれている気がします。でもリアルな知人では今でも追えている人はごく少数ですね。そういう意味でもネットでの出会いとはありがたいものです。
そちらのブログにもたまにお邪魔いたします!