2015年5月2日土曜日

アニメブログの画像引用で違法と言われない著作権法のポイント


 このブログでもアニメの感想・批評・レビューなどで画像の引用をしています。
アニメの感想ブログで画像の引用をしたいんだけど、グレーゾーンはイヤだなぁと二の足を踏んでいる人もいるかもしれません。でも、そもそも違法の基準って何でしょう。(2017/6/3 最終更新・詳細は文末で通知)



 ちなみに『アニメ・画像・引用』で検索すると、結構誤解した意見が見られます。

よくある疑問は次のようなものです。
  • 引用するのに権利者の許可を得る必要がある? 
  • 営利目的では引用できないのでは? 
  • 引用禁止との表示は有効? 
  • そもそも引用と無断転載の違いは? 
  • 引用でもキャプチャー画像は使ってはダメ? 
  • アニメはネットにアップしてはダメと書いてあるけど?

 正しい引用の認識を持って自ら不法行為をしないように、それと同時に不当な批判やパクリブログに対してしっかり反論できるようにしたいですね。

 違法とかグレーゾーンなどと言われない画像引用はどう考えれば良いのか?このブログの引用方針の説明も兼ねてまとめてみました。

【目次】

 ここにあるものはすべて文化庁のホームページに準じてに記載しています。(詳しくはそちらを読んでください)主にアニメの画像引用を中心に書きます。

 ※法律の解釈は人それぞれですが、本稿は判例・文化庁の見解をベースにしています。ただし、最終的な解釈は司法の判断となり私もそれに従うものです。将来の変更の可能性もありますのでご了承ください。本稿はなんら推奨・保障する物ではありません。各自確認の上、自己責任でお願いします。
※かなり長文です。

最初に3行でまとめると・・・


 どうしても長文になってしまうので、まずは要点を3行でまとめました。詳しくは本文を読んでみてください。

  1. 引用』と『転載・転用・盗用』は違うもの
  2. 引用』なら権利者の許可無く営利・非営利関係なく利用できる
  3. 引用』には7つの要件があり、すべてに合致していないと引用にならない

引用と無断転載の違いは『引用の要件』に合致しているかどうか。


 法律論に入る前に要点から説明します。まず引用と無断転載の違い。非常に単純な話です。引用に該当するのは下の表の一番左だけ。引用の基準に該当するか、しないかの違いです。

著作物の利用分類
引用の要件に
該当する
引用の要件に該当しない
引用転載無断転載(盗用)
合法合法グレー違法
著作権者の
許諾不要
著作者の
許諾有り
著作権者が訴える
つもりが無い
著作権者が訴える
(訴えたい)
※広義の『転載』では引用を含める場合もあります。

 つまり、引用の基準に外れる物は『引用』ではありません。(いわゆる無断転載)
『引用の要件』に合致していれば、著作権者の許諾は必要ありません。堂々と合法的に画像を掲載できます。

 それでは『引用の要件』とはなんでしょうか。

※グレーだから絶対悪といいたい訳ではありません。

引用に該当する要件とは?


 『引用』には根拠になる条文があります。根拠法は『著作権法32条1項』です。

第三十二条  公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。

 この法律の『引用』に該当するかの要件は、文化庁のガイドラインによると下記の通りです。(判例などをまとめたものです)

[1]引用する資料等は既に公表されているものであること、
[2]「公正な慣行」に合致すること、
[3]報道、批評、研究などのための「正当な範囲内」であること、
[4]引用部分とそれ以外の部分の「主従関係」が明確であること、
[5]カギ括弧などにより「引用部分」が明確になっていること、
[6]引用を行う必然性があること、
[7]出所の明示が必要なこと
文化庁 著作権なるほど質問箱0000581) より
上記の基準に該当していれば引用と考える事が出来ます。

 ※上記ページを読むとわかりますが、そのものズバリで、文書の他、美術作品やそれが写っている写真においても同様であると記載されています。

基準を具体的に当てはめて見る


この文化庁のガイドライン[1]〜[7]をアニメの感想ブログに当てはめてみます。

[1]から[3]までは法律の文言通りなので、まとめて見てみます。

1『引用する資料等は既に公表されているものであること

 公開されているアニメですから問題ありませんね。

2『「公正な慣行」に合致すること
3『報道、批評、研究などのための「正当な範囲内」であること

 抽象的なので分かりにくいですね。でも、これも同じく文化庁のページに解説があります。簡単に言えば4以降の基準を満たしているか?という事です。

この法律の要件の中に、「公正な慣行に合致」や「引用の目的上正当な範囲内」のような要件があるのですが、最高裁判決(写真パロディ事件第1次上告審 昭和55.3.28)を含む多数の判例によって、広く受け入れられている実務的な判断基準が示されています。例えば、[1]主従関係:引用する側とされる側の双方は、質的量的に主従の関係であること [2]明瞭区分性:両者が明確に区分されていること [3]必然性:なぜ、それを引用しなければならないのかの必然性が該当します。文化庁 著作権なるほど質問箱 0000304)より

 『引用』を論文作成で利用した人の中には、学術論文のみに適用されると誤解される方もいます。しかし、娯楽目的の週刊誌などにも引用は普通に使われています。また、論文での引用は各分野による細かな慣例がありますが、著作権法上は上記の基準を満たしていれば十分です。

 アニメの感想を除外とする様な判例を私は知りません。でも、ここはさほど重要ではありません。次の4以降の基準をすべて満たさないと『引用』にはならないからです。肝心なのは次の[4]〜[7]の4項目です。

あくまで自分の著作物の補強として使うこと!


4『引用部分とそれ以外の部分の「主従関係」が明確であること

 引用する画像が『従』であり『主』になっていてはいけません。具体的には・・・・。

× 画像が羅列するだけのページ

 これは当然ダメです。画像がメインになっています。

× アニメの内容を時系列に並べただけのページ

 たとえ文章が沢山あっても番組のを書いただけで、紙芝居の様にすべて見せてしまうページは自分の著作物が主であるとは言えません。

× 一言だけコメントが書いてある

 これでは『主従関係が明確』であるとは言えません。あくまで引用は、自分の著作物の補強に利用する物です。画像が主であるように見えてはいけません
 しかし、文章の量が少ないというだけで一概にダメという意味ではありません。文章が主たる内容であるという意味です。

・長い自分の文章に数点画像が引用している

 これは、『主従関係が明確』と言えると思います。しかし、画像の枚数だけでは一概に判断できません。後で説明する『必然性』によるからです。

 ちなみに、当ブログでは1エントリー1,500から3,000文字で画像3〜4枚くらいが普通です。
(参考例)劇場版 境界の彼方 -I’LL BE HERE- 予告編 感想:これは、す、すごい期待できるぞ! 【本文部分(約2192文字)に引用画像3枚】

引用と分かるようにレイアウトする


5『カギ括弧などにより「引用部分」が明確になっていること

 画像の場合は本文とは明らかに違いますので引用を明確にしやすいです。センタリングをしたり、ワクで囲ったりなど本文から少し分けます。

 当ブログでは、上下にスペースをあけてセンタリング、画像ごとにキャプションで引用画像である事を明示しています。

(C)アニメとスピーカーと・kato19/アニメとスピーカーとより引用(例)

 ブログにある『引用機能』で文字と一緒にわけても良いかもしれません。

画像引用する『理由』が肝心、分量は適正に。


6『引用を行う必然性があること

 引用するからには当然理由があるはずです。画像を貼ってPV稼ぎをしたいなんて理由じゃないですよね。

・画像があればもっとわかりやすく説明できる。
・説明する箇所の画像を示しながら説明したい。

という切実な理由ですよね!

× 言及があるものの、言及部分に比べて画像が多すぎる。

 量が多すぎると『引用を行う必然性』が低くなるので必要な範囲に留めます。その範囲は引用者の主観によりますが、普通は一つの言及箇所について1枚程度で十分なはずです。
 一般に著作物の引用は(中略)引用の要件を充たす限りにおいて、引用著作物の著者が必要と考える範囲で行うことができるものであり(中略)要件に加えて引用が必要最小限度のものであることまで要求されるものではな い。
 脱ゴーマニズム宣言事件(東京地裁平成11年8月31日)判決文より

 あくまで主たる文章の補強として必要だから利用するのであって、画像を見せるのが目的にならないように注意します。

× 雰囲気に合っているから
× 飾り/アイキャッチとして

 このように本文と直接関係ない画像では必然性が著しく低くなります。一概には言えませんがホワイトを目指す人は避けたい所です。

 当ブログでは本文で言及したシーンについて引用する事が多いです。文字だけでシーンの説明をしても非常に分かりにくいからです。本文以外にも画像のキャプションで併せて言及する事もあります。

 また、特定の登場人物について詳しく言及するときに、その登場人物の映っているシーンを引用する事もあります。読み手にとって、どんな人物の話をしているのかイメージしやすいからです。
(参考例)『劇場版 蒼き鋼のアルペジオ アルス・ノヴァ DC』の感想:素晴らしい予告編と無理ゲーの本編 【本文部分(約2501文字)に引用画像2枚(どちらも人物画像の引用)】

 ほかに、作品全体を取り上げる場合はタイトル画像や、象徴的なシーンを引用する事もあります。

権利者の表示は必須!出典とは違います。


7『出所の明示が必要なこと

 最後の基準です。誰が著作権者かを明示します。『出所の明示』とは単に出典を記載すればいいとは限りません。著作者名の表示がされている必要があります。これをしていない人が結構いる気がします。

 法律上は、権利者を記載しなくても『著作者名が明らかになる場合』は出典表示でも可能とありますが、明確に合法なのは著作者名の表示ですのでこちらをお勧めします。
第四十八条  2  前項の出所の明示に当たつては、これに伴い著作者名が明らかになる場合及び当該著作物が無名のものである場合を除き、当該著作物につき表示されている著作者名を示さなければならない。(著作権法48条2項)

 著作権者の調べ方ですが、簡単なのはアニメのホームページを見ます。普通は下の方に・・・

(C)作者氏名/OX出版/OX製作委員会

と言った感じで表示されています。これがいわゆる権利者(著作権者)です。(※下記)

 テキストならそのままコピーします。それを画像の説明(キャプション)に記載します。出来るだけそれぞれの画像に付けるのが望ましいと思います。
× 出典と称してYouTubeとしか記載していない

× 画像を掲載している他ブログ(権利者ではない)の名前のみ

△ 公式サイトへのURLのみ、若しくはリンクのみ

○ 作品名など著作者がすぐわかる表示

◎ (C)表示のある公式の著作権表示
YouTubeだけでは権利者が誰だかわかりません。出所の表示という言葉から勘違いしやすいですが、画像をもらった無関係のサイト名を表示してもダメです。あくまで権利者が誰か?が重要です。

 公式サイトのURLについては判例が無いようですが明示としては弱いと思います。確実なのは著作権者の表示です。著作者名があれば出典は省略できます。

 もちろん、著作権者と合わせて出典表示するのは問題ありません。アニメ動画をキャプチャ(撮影)する場合、作品名、公式動画、TV放映・BD/DVDなど、どこからの出典かを併せて記載する事はむしろ推奨されると思います。

※ 注意 『© コピーライトマーク』には正式許諾などの特別な意味はありません。単なるCopyright(著作権)の省略記号です。

基準はごく常識的な話


 以上が基準に合致しているかどうかの7つのポイントでした。

 これだけ見ると、ごく常識的な話ですね。明らかな無断転載ブログは弾かれますが、真面目にアニメの話をしているブログにとっては、たいしたハードルではないと思います。

 それでは次に、具体的な画像引用の方法について考えてみます。

映像のキャプチャー(撮影)はOKなのか


 引用する画像は版権元から借りてくると思っている人もいるようですが違います。それはプロモーション用の使用許諾と混同した考え方です。引用の場合は当然自前で用意します。

動画の引用画像は自前でキャプチャー(撮影)して用意するのが原則。
もちろん違法手段でのキャプチャーは推奨されません。

 自前とは、キャプチャー撮影という事です。アニメ動画のキャプチャー(撮影)は、美術作品を引用する際に写真撮影するのと同じ考え方です。(文化庁 著作権なるほど質問箱0000581))

  • 公式配信の動画
     Youtubeなどに著作権者が直接アップしている場合もありますが、レコード会社などがプロモーション用の権利でアップしている物もあります。
     表示義務があるのは権利者ですので、動画の説明欄に(C)として表示されている権利者を記載します。併せて、出典元としてレコード会社などの配信元も表示してもかまいません。
     有料配信サイトの場合も、あくまで権利者は配信サイトではなくアニメ著作者ですので注意します。画像はPC上でスクリーンショットなどでキャプチャーします。有料配信のキャプチャについての考え方については続編を書きました。『画像引用の疑問点:有料配信動画のスクリーンショットを引用できるか?

  • TV放映BD/DVD
     アニメのホームページなどから(C)と付いた権利者を探して表示します。併せて、出典元としてTV放映/BD/DVDなどと表示するのが望ましいと思います。
     画像をキャプチャーする場合は、コピーガードなどを回避すると別の問題が発生する可能性があります(著作権法第30条第1項第2号)ので私は推奨しません。 
     私の場合はTV画面を直接カメラ撮影します。綺麗な画質を得るにはちょっと面倒ですが、上記の問題はクリアできます。

画像の改変は禁止!大きさは?


 キャプチャした画像を縮小するだけで『改変』と考える向きもあるようですが、ブログにおける現実的な適正サイズというのもあります。合理的な理由での縮小は認められています。(著作権法20条2項4号

 それに引用の必要性に対して大きすぎる画像も問題です。美術作品の引用では、独立して鑑賞性の高いものは引用にならないという裁判例もあります。(藤田嗣治絵画複製事件

 このブログでは、必要以上に大きくせず最小限の大きさにとどめています。アニメ画像は横幅480ドット以下に縮小しています。

 もちろん、画像には縮小以外の改変はしてはいけません。(著作権法20条1項)一部を拡大するトリミングも避けましょう。文字は欄外にキャプションとして付けます。

引用画像のサイズは適度に縮小。一部拡大・トリミングは不可。
モザイクなどの改変も不可。文字は欄外にキャプションとして記載します。


無断アップされた動画・画像は引用として使える?


 違法動画からの引用は問題あるでしょうか。また、別のブログでアップしている画像を引用する事は?

 著作権者の明示をしてしまえば、正直どこからの物かを判別するのは現実的には難しいです。仮に違法動画からのキャプチャだとしても『引用基準』に合致していれば『引用』かもしれません。

 しかし私のブログでは、無断アップロード他人のキャプチャした画像は使用していません。すべて『公式動画』か『自分で録画したTV』『販売・レンタルのBD/DVD』からのキャプチャ・撮影に限っています。

 面倒ですが、法的問題をクリアにするためにも引用画像は自前で用意します。

引用に該当していれば、著作権者の許諾は不要


 著作権法32条1項には、引用にあたり著作権者の許諾が必要であるとの文言はありません。実際、文化庁『著作権なるほど質問箱』においても以下のように記載があります。
「引用」に該当すれば、美術作品又は場合によっては、写真の著作権者の了解なしに、当該作品又は当該作品が写っている写真を掲載することができます。 - 文化庁『著作権なるほど質問箱』0000581より

 逆に言えば、著作者が引用を『許可』する権利もないし、『不許可』とする権利も無いという事です。それが可能ならば、著作者に批判的な記事への引用は不可などとする事が出来てしまいます。それは著作権法の目的(公正な利用・文化の発展に寄与)に合致しません

 著作権者の方だって『引用しても良いか?』と聞かれても困ります。許可する立場に無いからです。


 ですから権利者は当然断ります許諾を申し込む=転載の許諾だからです。
引用では許可を申し込むこと自体がありません。

 同じように、『引用禁止』も意味がありません。禁止する権利が無いからです。正確には『無断転載禁止』となります。これなら意味があります。(禁止しなくても無断転載は当然禁止ですが)


『引用』であれば、私的利用・商業利用は関係がない


 引用は非営利の場合に限るとの誤解も多くありますが、引用において商用利用か私的利用かは全く関係ありませんこれは複製権に関する私的使用の概念などと混同した誤解かもしれませんので説明します。

『私的使用』というのは著作物の複製を自分で使用する場合の規定であって、『引用』とは別の概念です。『引用』であれば商業誌やアフィリエイトのあるブログでも問題なく利用できます。
第三十条  著作権の目的となつている著作物(以下この款において単に「著作物」という。)は、個人的に又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲内において使用すること(以下「私的使用」という。)を目的とするときは、次に掲げる場合を除き、その使用する者が複製することができる。(著作権法30条1項:私的複製)
※私的複製はコピーを作って自分(や家族・限られた友人)で使うための例外規定です。(例:音楽CDをコピーして使うなど)非営利でもネットで公開するのは私的利用の範囲外です。
(参考)私的使用のための複製 - 日本弁理士会:さらに詳しい説明です


引用にならないけどアニメ画像が使いたい!そんな場合は・・・


 引用基準は満たさないけど、アニメキャラの画像が使いたい・・・そんな場合でも合法的に掲載する方法があります。

 それはアフィリエイト用の画像を使うという事です。もちろんアフィリエイトだから自由に使っていい訳ではありません。あくまで規約の範囲内で、かつアフィリエイトリンクを付けてという制約はあります。(Amazonアソシエイト・プログラム運営規約


 でもこんな風に花陽ちゃんの画像を掲載する事ができます。Amazonのアフィリエイトには画像のみの指定ができるので、CDのアフィリエイトをこんな風に貼る事もできるのです。これなら引用要件に当てはまっていなくても掲載できます。

 アフィリエイトの画像はAmazonに対してプロモーション用の権利が付与されているので規約の範囲内でしたら合法的に利用する事ができるのです。

 探すと結構色んな画像が見つかります。工夫すれば結構使えますよ。

良くある疑問・・・の解答

  • 引用するのに権利者の許可を得る必要がある?
    => 必要なし。
  • 営利目的では引用できないのでは?
    => 営利目的でも引用条件のすべてに合っていればOK。
  • 引用禁止との表示は有効?
    => 無効。正しくは『無断転載禁止
  • そもそも引用と(無断)転載の違いは?
    => 引用基準をすべて満たしているのが引用、それ以外は転載、許諾が無い転載は無断転載(盗用)
  • 引用でキャプチャー画像は使える?
    => 引用のために合法的に撮影した自前の画像を使う。
  • アニメはネットにアップしてはダメと書いてあるけど?
    => 引用ではない無断転載を禁じているという意味です。
  • アフィリエイトの画像は?
    => プロモーション用の権利が付与されているので、規約内の使い方なら引用の基準に合ってなくてもOK。
  • 雑誌では許諾を取っているけど?
    => 引用に当てはまらない使い方をする場合許諾が必要
  • 公式動画のブログ埋込みは引用?
    => 公式動画はYouTubeの規約に従い埋め込みが想定された契約になっているので、引用に当たらなくても規約の範囲内で埋込む事は問題は無い。
  • フリー画像を使うのは引用にあたる?
    => フリー画像はそれぞれの利用許諾に従った契約なので、引用に当たらなくても規約の範囲内で自由に使う事が出来る。

正当な引用は、法律の抜け穴ではありません


 引用を後ろめたいと思う事はありません。でも、どうしてこんな権利が認められているのか不思議に思う人もいるかもしれません。それは著作権法の第一条をご覧下さい。

第一条  この法律は、著作物並びに実演、レコード、放送及び有線放送に関し著作者の権利及びこれに隣接する権利を定め、これらの文化的所産の公正な利用に留意しつつ、著作者等の権利の保護を図り、もつて文化の発展に寄与することを目的とする。(著作権法 1条/赤字は筆者着色)

 著作権法は『著作者等の権利の保護』だけが目的じゃないんです。『公正な利用』をして『文化の発展に寄与すること』が目的です。『引用』はまさに公正な利用そのものであって、アニメ作品の批評などが盛んになる事は、アニメ文化の発展に寄与する事です。

 だからこそ無断転載にならないように、慎重に確認しながら適正な画像引用をしていきたいですね。必要性があるならば、それほど難しくはないはずです。
【追記】続編として『画像引用の疑問点:有料配信動画のスクリーンショットを引用できるか?』を書きました。興味のある方は参考にしてください。
【追記2】続編として『埋め込み動画は著作権法違反?引用画像の『Twitterカード』や『サムネイル』表示は合法?直リン不法行為問題まで考えてみた。』を書きました。興味のある方は参考にしてください。

【参考】
著作権なるほど質問箱 TOP - 文化庁
ネット上のアニメ感想にまつわる著作権ガイドラインを考えてみる-パン焼き日誌 - 
判例 藤田嗣治絵画複製事件-木田行政書士事務所

※この投稿内の写真はアフィリエイト画像を除きすべてkato19のオリジナル画像です。

追記修正:文末に追記2のリンクを追加(2017/06/03)『主従関係』項の『一言だけコメントが』欄に後半1文加筆(2016/11/5)『私的使用』項の加筆修正・参考資料追加(2016/11/5)『映像のキャプチャー(撮影)はOKなのか』の公式配信の動画欄、および文末にについてリンクの追加に伴う加筆修正。(2016/8/12)『画像の改変は禁止!大きさは?』項で、鑑賞性の問題と藤田嗣治絵画複製事件の紹介を加筆修正(2016/03/07)『7出所の明示が必要なこと』項で明示方法の例を追記(2016/03/07)冒頭の著作物分類表に『広義の『転載』』について追記。『6『引用を行う必然性があること』欄にて『必要最小限』を『必要な範囲』に訂正。同、裁判例引用。(2015/08/01)/『映像のキャプチャー』項を加筆修正。(2015/11/13)『権利者の表示は必須!出典とは違います。』欄の出典表示について加筆修正(2015/11/22)

他の『アニメ』の記事を読む
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57 件のコメント:

  1. 非常に参考になります!ありがとうございます!

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    1. コメントありがとうございます。励みになります。

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  2. 私も参考になりました!良質な記事をありがとうございます!

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    1. Takashiさま、コメントありがとうございます。なぜかスパム判定されてしまっていたようで気づくのが遅れてしまい大変失礼しました!読んでいただきありがとうございました。

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  3. アフィリエイトの箇所は初めて知りました。
    ありがとうございました。
    文章も簡潔で的を射ていて上手いですね。
    私も見習いたいです。

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    1. 感想ありがとうございます!そういって頂けると嬉しいです。さらに読みやすくなるよう試行錯誤しています。なかなかむずかしいですね!

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  4. 若きアフィリエイター2016年1月10日 17:12

    とても参考になりました!
    気になる点を全てまとめられていたので他のサイトを見回らなくてすみました。
    ありがとうございます。

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    1. こちらの方にもコメントいただいていたのに、気づきませんで失礼いたしました!ありがとうございます。アニメの画像引用に絞って書いてみました。皆さんが法令を守って引用することで、違法なサイトとの違いをはっきりしてもらえたらなと思います。
      制作者・著作権者の皆さんへの敬意を表するためにもしっかり基準を守って引用していきたいですよね。

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  5. huluやnetflixで配信されている有料コンテンツも、youtubeと同じようにスクリーンショットをとって貼っていいのでしょうか?

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    1. コメントありがとうございます。私の解釈をまとめますので数日お待ちください。

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    2. 遅くなってすいません。誤解のないように書いていたら、長くなってしまったので独立した投稿にしました。よろしければ参考にしてください。
      『画像引用の疑問点:有料配信動画のスクリーンショットを引用できるか?』
      http://kato19.blogspot.jp/2016/03/screen-shot-gazou-inyou.html

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  6. このコメントは投稿者によって削除されました。

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  7. 大きい画像に改変して独立して鑑賞性の高いものは引用にならない裁判例>こういう画像けっこうネット上で見かけますね。ナルホド

    『引用』であれば商業誌やアフィリエイトのあるブログでも問題なく利用できます。>アフィ有りはともかく商業誌もOKとは。これも初耳でした

    許可とって引用元載せてればOKだろ。多分・・というざっくりしたイメージだったので勉強になりました!

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    1. コメントありがとうございます。
      引用画像の大きさは定義はないのですが、オークション出品画像等の基準(著作権法 第47条の2/施行規則 第4条の2-1)を参考に、画面上で概ね50平方センチ以下になるようにしています。
      商業誌でもOKですが、引用に当てはまらない記事では当然許諾を取っているはずですし、編集者の方でもその辺は曖昧な方が多いように見えますね。
      参考になれば幸いです♪

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  8. アルファ☆ロメ男2016年4月12日 23:19

    これからブログを始めようと思ったときに拝見させて頂いて、とても参考になりました。
    ありがとうございます!
    これからもちょくちょく拝見させて頂きます。

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    1. コメントありがとうございます。参考にしていただきありがとうございます。励みになります!

      削除
  9. 自分もアニメの感想ブログを始めようと
    考えていたので参考になりました!
    画像を使いたいけどルール違反に
    ならないか心配だったので安心しました。
    参考サイトのリンクなどがあって
    わかりやすかったです!
    ありがとうございます♪

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    返信
    1. コメントありがとうございます。そう言っていただくと励みになります!

      削除
  10. とても参考になりました。
    1つ質問ですがyoutubuでアニメのキャラ紹介でアニメの画像を引用しようと考えてるんですが背景を白から黒に変えるのは加工になるのでしょうか!?

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    1. コメントありがとうございます。
      動画内で画像著作物の引用をする場合ですね。

      背景というのはアニメに元々ある背景画像でしょうか?
      その場合は色の変更になるので著作権法20条1項(同一性保持権)の『変更・改変』に該当するのではないでしょうか。例外は2項に書かれたことのみとなります。
      参考 https://ja.wikibooks.org/wiki/著作権法第20条

      なお、背景というのが、元の映像の外側(例えば昔の4:3時代のTV画像の両側の余白など)のものであれば、著作物外と考えられ改変にならないかもしれません。
      いずれにせよ私の解釈ですので自己責任でご参考にして頂ければと思います。

      削除
    2. 御丁寧にありがとうございます。

      削除
  11. この記事のおかげで、僕も安心してブログにアニメの画像を添えることができました。本当にありがとうございます!

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    1. コメントありがとうございます!そう言っていただけると嬉しいです。ちょっと長くて読みにくいですが、結論だけでなく理屈も知りたい人のために書きました。もちろん最終的には自己責任なのですが、ご参考にしていただければ幸いです。ブログも拝見しました!

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  12. とても参考になる記事ありがとうございます。
    自身もアニメのネタバレや感想記事にアニメのスクショを張りたいと考えているのですが、どうにもアドセンス停止が怖くて踏み切れないでいます…

    kato様は問題なく使えていますでしょうか?

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    返信
    1. コメントありがとうございます!
      たしかに怖いですよね。幸い今の所問題はありません。
      でも判断するのはGoogle社ですので、完全に自己責任となることを覚悟してください。
      私は誤解されないように次のように注意をしています。

      ・著作権法の引用から外れないような利用の厳守。
      ・全ての画像に著作権者の表示をする。
      ・合法的な引用利用であると記載してアピール。
       (〜『著作権法32条』に基づき、文化庁のガイドラインに従って合法的に掲載〜という文です)

       米国著作権法のフェアユース規定も日本の引用要件を守ればクリアできると解釈しています。合法性をアピールをするブログが増えてネットの意識が高まることを期待しています。
       誤解されるのが怖いからこそ、説明できるようにこの投稿を書いたという所もあります。ですから画像引用の際は『参考資料』としてリンクしていただいても構いませんよ(笑)もちろん自己責任ですのでその点ご留意ください!

       あと、著作権と関係ありませんが『肌の露出の多い画像』は大変危険です。水着回などでやりがちですが日本で合法でも極めてリスクが高いので絶対お勧めしません。ご注意ください。

      削除
  13. kato_19さん自身もアニメブログをされているんですね!
    お聞きしたいのですが、アニメの画面の写真は何を使って撮影していますか?スマホですか?

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    返信
    1. コメントありがとうございます!
      TV画面の撮影はデジカメです。(最近のスマホは持ってないので)コンパクトデジカメでも大丈夫ですが、一眼の方がやっぱりキレイに撮れます。TV画面は自動だと結構撮りにくいので、露出を固定して撮るのがコツかもしれません。いろいろ設定を変えて試すと丁度良いところがわかります。
      ただ、配信されている作品はPCのスクリーンショットで撮るのがキレイで便利ですね。スクショの法的な考え方は文末の追記リンクをごらんください。
      ご参考になれば幸いです。

      削除
    2. ありがとうございます!
      とりあえず自宅には自分のスマホとコンパクトデジカメしかないので、そのどちらかで検討してみます!

      削除
  14. とても面白い記事をありがとうございます!
    私も相談したいことがあります。
    私は既存のアニメや漫画をSRCというシミュレーションゲームの駒に焼き直して発表する同人活動をしているのですが、これは引用に当たるのでしょうか?
    私自身はできませんが、キャラの画像やBGMを作る人もいます。

    返信削除
    返信
    1. 匿名さま、コメントありがとうございます。
      アニメや漫画のキャラクターをゲームの駒に利用するということですね。

      机上の考え方は色々あるかもしれませんが、現実問題としては『引用』に当たらないと判断される可能性が高いと思います。
      芸術作品(絵画など)では引用表現が認められる可能性がありますが、同人ゲームでの利用は『必然性』の点で難しいかと思います。キャラクターを売りにしたゲームとなると『主従関係』も厳しいですね。

      結果的には同人誌と同じようにグレーゾーンでの利用(権利者の黙認)になるのかな?と思いますが、同人ゲームの状況はよく知らないので、その点はお答えできません。慎重に調べることをお勧めします。

      なお、キャラクター自体には著作権は無いとされていますが、その意味はキャラクターという概念のもので、実際に描いたりすると著作権の問題になりますのでご注意ください。多少変形したり名前を変えても、多くの人がキャラクターを連想する状態であれば複製したと判断されてしまいます。

      参考)日本弁理士会 キャラクターの保護
      https://www.jpaa.or.jp/activity/publication/patent/patent-library/patent-lib/200601/jpaapatent200601_057-059.pdf

      参考)読売新聞 ゲームキャラクターの無断使用で逮捕?
      http://www.yomiuri.co.jp/life/hobby/law/20150602-OYT8T50259.html

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    2. なお、商標登録®されているキャラクターには別の権利問題がありますので、一層ご注意ください。(ポケモン、プリキュアなど玩具によく使われるものです)

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    3. 匿名2016年11月27日 7:39でございます。
      参考になります。ありがとうございました。
      引き続きこっそりやらせていただきます。

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  15. アニメ巡礼ツアーなどのパンフレット作成にアニメの引用をしたいと考えますが、
    パンフレットに著作者名と引用の文字を入れることにより問題はなくなりますか?

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    1. コメントありがとうございます。一言で結論が出る話ではないので、私の考える論点・問題点を提示しますのでご参考にしてください。

      1:パンフレットは著作物か

      ・パンフレットがツアーの『広告チラシ』で、創作性のない日程など事実を伝えるだけの印刷物なら、著作物とは言えない可能性があります。その場合は引用は成立しません。(2条1項)

      2:主従関係が問題にならないか

      ・パンフレットが創作性のある著作物である場合はどうなるかを考えます。
      ・広告が主目的の場合は主従関係が問題になる可能性があります。
      ・形式的にアニメ画像が従であっても、アニメ巡礼という性格上『ツアーを宣伝』するための『誘引』とみなされる可能性があります。
      ・その場合は、アニメ画像を見せる事が主たる目的と解釈される可能性もあります。文章への付従性という性格が落ちてしまいます。
      ・個人的にはこの場合、引用の成立は微妙と考える立場です。しかし参考になる裁判例がないのでなんとも言えません。

      3:広告でない場合はどうか

      ・パンフレットが参加者に渡される解説書のように広告ではない場合を考えます。
      ・この場合は、通常の書籍類と同様に考える事ができるので、引用の要件を守れば引用が成立すると考えます。

      以上です。結論はどうあれ事業で行う場合は訴訟リスクがあります。場合によっては引用より正式な許諾の方が良い場合もあります。
      具体的な点は知財の専門家とご相談のうえで検討される事をお勧めします。

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    2. 大変丁寧なご回答ありがとうございました。
      今後の検討材料になりました
      本当にありがとうございました。

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  16. あけましておめでとうございます。
    自分もブログメディアを立ち上げ、公正に運営していきたいなと思い、こちらのページにたどり着きました。
    自分が知らないことだらけで、大変勉強になりました。ありがとうございます。

    ところで、動画の埋め込みに関してなんですが、
    埋め込む動画に使われている音声がJASRACの管理下にあり、尚且つ埋め込まれたサイトが営利目的(アフェリエイト等の広告含む)の場合、JASRACから請求が来ることがあるそうです。そのため、公式動画であっても埋め込みで貼るのは場合によっては危険なのかもしれません。
    (ただし、リンクを貼るだけなら許諾は不要とのこと)

    これは動画の再生がJASRACと契約をしたサイトで行われるか否かの問題によるとのことです。(youtubeやニコニコ動画などは契約をしているため)

    一方で日本では埋め込みは著作権侵害に当たらないという判例もあるために難しところではないかな?と個人的には思います。

    また動画の引用を行う場合、スクリーンショットを取って自前で貼る分には引用に当たると思いますが、動画の埋め込みは再生時間によっては主従関係が逆転する怖さもあるのではないか、と思いました。

    もしよろしければご参考くださいませ。

    以下参考
    http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1309/27/news003.html
    http://www.jasrac.or.jp/info/network/pickup/movie.html

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    1. コメントありがとうございます!
      実はJASRACの『埋め込み動画』の料金請求問題は別エントリで書きたいと思っていました。現在私が利用しているのもBloggerですのでJASRACの包括利用契約外です。JASRACの言い分通りでしたら請求が来てもおかしくありませんね。

      ただ、ご指摘の通り現状の裁判例では『埋め込み動画』が公衆送信になる可能性は極めて低いと考えています。私としては訴訟リスクも承知の上で公式の『埋め込み動画』を利用しています。

      冒頭で書いた『JASRACの埋め込み動画問題』のエントリーについても、一般の方に訴訟リスクについて説明する難しさもありまして、どうしようかな?と思っていたんですよね。基本的な法律知識が必要なので誤解無いように書くのが大変ですよね。

      ただし、現状ではJASRACにとってもヤブヘビになる可能性があるせいか、ご案内いただいた記事にもある通り、個人サイトについてはアフィリエイトがあっても『目くじらは立てない』としていますね。実際の所は『お目こぼし』というよりも、下手に訴訟になる不利益を考慮しているのではないかと思います。

      実は私も以前、個人サイトで『埋め込み動画』のみを問題としてJASRACから料金を請求されたという『具体例』を探したことがありました。しかし、伝聞やぼんやりした話が多く、具体的な事例を見つけることができませんでした。歌詞の転載での請求ってのはあるんですけど『埋め込み動画』についてはないんですよね。(もし知っていたら教えていただけるとうれしいです)

      ちなみに『動画の引用』については、上記の『埋め込み動画』については、そもそも『引用』でなくとも利用出来るとの立場です。当ブログでも埋め込み動画については『引用』で利用はしていません。

      ただ、法的な考え方として『動画の引用』については非常に興味がある所でして、参考になる判例がないか研究したいと思っています。この分野は未開な部分も多い上に、知財の問題にもなりにくいせいか参考になる情報が少ないですね。

      自分が学生時代だったらゼミなどで研究したいテーマだなぁと思います。もし参考になりそうな情報をお知りなりましたら、気軽にコメントいただけると嬉しいです!長いブログですが読んでいただき本当にありがとうございました!

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    2. 素早いご返信ありがとうございます!
      確かに検索した範囲だと歌詞の掲載まで行ったところに対してでした。
      私が検索した範囲でも確認が取れたのはそこまででしたで、これは失礼致しました。

      >>ちなみに『動画の引用』については、上記の『埋め込み動画』については、そもそも『引用』でなくとも利用出来るとの立場です。
      >>当ブログでも埋め込み動画については『引用』で利用はしていません。

      その通りでした。読んでいたはずでしたが、うっかりしておりました。

      確かにこの分野、参考になる判例が少ないので気になるところです。
      ですが、kato_19さんのおかげて色々勉強できましたので、自分も細々とではありますがブログの運営をやっていきたいなと思います。
      どうもありがとうございました!

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    3. こちらこそご返信ありがとうございます!
      >>私が検索した範囲でも確認が取れたのはそこまででしたで、これは失礼致しました。

      とんでもありません!自分が調査できる範囲も限られますし、こちらこそ改めて考えるきっかけになりました。こういう情報を交換したいと考えておりましたのでありがたいです。これからも何かお気付きのことがありましたらお気軽にコメント頂ければと思います。ブログ運営頑張ってください!

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  17. こんばんわ。
    はじめまして、ブログ「Alltagliche A & A」(http://www.allaa.jp/)を執筆している卯月廿六と言います。
    こちらの記事が大変に興味深く、参考になりました。
    これまで自分もアニメレビュー記事で、著作権に絡む部分を曖昧にしており、これを機会に改善していこうと思いました。
    ですが、これまでの記事を全て遡って修正することは、労力的にも無理ですし、ビフォーアフター的な変化を強調するためにも明日以降の記事から適応させて行こうと思います。
    また、ブログ内の概要説明ページに、こちらの記事をひっそりとですが紹介させて頂いております。
    今後も頑張って下さい。

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    1. 卯月廿六 さま、コメントありがとうございます!参考にしていただきありがとうございます。拝見しましたがすごい作り込まれたサイトですね!

      自分としてもアニメ感想記事を書いていて、他人に批判されるのもイヤでしたし、なにより制作者の皆さんへの敬意もあって、できる限りホワイトを目指そうと思っていました。同じように考えているけど『よくわからない』と思っている方の参考になればと思っていたのですごく嬉しいです。

      もちろん、いい意味での『グレーゾーン』は同人誌を始め日本のオタク文化にとって欠かせない機能だと思っているので『完璧にホワイトでなければならない』と考えているわけではありません。

      ただ合法的な引用については多くの人が共有する前提知識になればいいですよね。それが逆に超えちゃいけないラインの見極めになると思うので。そういう点でも、ご紹介いただけるとのことで本当にありがたいです。お互いブログ頑張って楽しみましょう!

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  18. 著作権についてとても解りやすく参考にさせて頂きました。ありがとうございます。
    あと、連絡が遅くなって申し訳ないのですが、私が運営しているブログ内で「参考記事」としてリンクしましたが、問題なかったでしょうか?

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    1.  コメントありがとうございます。リンクについてはもちろん問題ございません。あくまで自己責任となりますので納得の上で参考にしていただければと思います。(ちょっと長い文章で恐縮ですがお読みいただだければと思います)

       本文でも説明しましたが、外見上は引用の表記をしていても、実質的に『引用の必然性』が低い場合は裁判で認められない場合もあります。(例えば単なる『あらすじ紹介』では自分の著作物の補強と言えないなど)その点はご注意ください。

       引用は外見と同時に『実質面』が重要になります。ご自分の意見・批評などがメインで、その補強としての引用となります。常に訴訟リスクがありますので、慎重に検討しながら引用なさる事をお勧めいたします。お読みいただきありがとうございました!

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    2. 「匿名2017年1月31日 16:09」の者です。丁寧な返信とリンクについてありがとうございます。とても勉強になりました。
      『著作権』について曖昧な所なども多く難しいですが、慎重に検討して楽しいブログを目指します。
      本当にありがとうございました。

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  19. アニメの感想や紹介のブログを立ち上げたいと思っていたので、とても参考になりました!
    また、当ブログにも「画像引用に関するポリシー」ページを設けて基準を明確にするとともに、「参考記事」としてこちらのページをリンクさせていただきました。
    よろしくお願いいたします。

    ひとつ質問なのですが、引用画像をアイキャッチのように使用している場合、必ずしもコピーライティングの記載と一緒に表示されるわけではないと思うのですが(記事一覧画面や、Twitterカードなど)その点についても何か解釈がありますでしょうか。

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    1. コメントありがとうございます!そのあたりは、まさに未開拓な感じがしますね。考えた事があるのですが、ちょっと思い出して整理したいので一週間くらいお時間ください。改めてコメントします。

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    2. 返信いただき、ありがとうございます!
      お考え、とても参考になりますので、ぜひよろしくお願いいたします!

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    3. お待たせしてます。週末に書こうと思ったら体調崩して寝込んでおります・・・ごめんなさい。頭がはっきりしたら書くので、もうちょっと待っててくださいね!

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    4. とんでもございません!
      細やかにコメントいただき、ありがとうございます!
      よろしくお願いします!

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    5. お待たせしてごめんなさい。書き始めてみるとコメント欄で誤解の無いようにまとめるのが結構難しくて、別記事としてアップしてみようと思います。週末にはあげられる見込みです。アップしましたらこちらでお知らせします。

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    6. 大変お待たせしました・・・まだ見てますでしょうか?ようやく記事が書けましたのでご覧ください。

      『埋め込み動画は著作権法違反?引用画像の『Twitterカード』や『サムネイル』表示は合法?直リン不法行為問題まで考えてみた。』http://kato19.blogspot.com/2017/06/umekomi-douga-cyosakuken.html

      一見関係のない『埋め込み動画』や『直リンク不法行為』まで話がありますが、これがサムネイル問題の前提知識となります。かなり長いので恐縮ですが参考になれば幸いです。

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  20. ユーチューブでアニメ紹介をやっていきたくてキャラの画像をどう使うのが正解か探してたところここにたどり着きました。
    とても参考になりました。

    いくつか疑問点があるのでお願いします。
    引用画像を改変するのはアウトですがスマホのカメラやスクリーンショットでキャプチャーする時に使いたい部分だけを狙ってのアップでのキャプチャーはどうなんでしょう。

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    1. こんにちは、コメントありがとうございます!
      アニメ画像の一部をアップにしてキャプチャーすることは、画像のトリミング(切除)と外形的には同じことになります。

      この場合は、トリミング(切除)が同一性保持権の侵害(著作権法第20条1項2項)に当たる改変になるかどうかが問題になります。
      条文参考(https://ja.wikibooks.org/wiki/著作権法第20条)

      画像縮小の場合は2項の4『著作物の性質並びにその利用の目的及び態様に照らしやむを得ないと認められる改変』に当たると考えられますが、今回引用目的でトリミングする画像がこれに当たるかどうかはケースバイケースではないでしょうか。

      私にはこれに対応する明確な判例は見つけられませんでしたが、トリミングが絶対に認められないわけではないと思われます(たとえば言及場所が画面上小さすぎて見えない場合などは、拡大トリミングすることは『やむを得ない改変』と考えます)※ブログ本文では分かりやすくするため敢えてトリミング禁止と記載しています。

      ただし、20条については裁判所は厳格に解釈する説を採っているようです。20条1項にある、著作者の『意に反して』改変することは特に注意が必要です。あくまで『引用』のため、やむをえない合理的な理由がある場合に2項の4が適用されると考えられます。

      長々と説明してしまい申しわけありませんが、以上のことを踏まえてご自分の判断をしていただければと思います。細かい点までお調べになるのは大切なことだと思います。『わからないから適当』で済まないのが法律問題ですので『突っ込まれた時に自信を持って説明できる範囲』で利用なさるのが良いと思います。

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    2. (参考資料)松田政行 「同一性保持権の研究」要旨
      http://www.mhmjapan.com/content/files/00009650/doitsuseihojiken.pdf

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  21. kato_19さん、貴重な情報ありがとうございました!私は今日本で研究している外国人何ですけど、アニメやゲームのキャラ研究のためにキャラ画像を使いたいです。というわけで、この場合は作者の免許不要となっていますかね。後はgoogleで見つけた画像じゃなくて、自分が買ったDVDなどのスクリーンショットをしなければなりませんか。質問して、すみませんでした!

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    1. 質問ありがとうございます!
      あなたが研究の論文を書くために、キャラの画像が必要なら許可は不要です。
      ただ、画像の近くに権利者の名前を書いてください。『(C)権利者名』など。または引用した作品の作品名・作者名を書いてください。

      画像は自分で撮影するのが望ましいです。(スクリーンショットなど)
      googleの画像を使う事が、必ず違法になるわけではありません。
      しかし、googleの画像は権利関係が不明です。あなたが予想外の違法性を問われる可能性があります。だから、自分で画像を用意するほうが安全です。
      あなたの研究のお役に立てば嬉しいです!

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    2. 返事し下さってありがとうございました!研究頑張ります~

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